jspbp-renderer は JSP 用のレンダリング フレームワークである。 ビューのロジックとデザイン的な詳細の結合を疎に保つことを目的として作られ、 JSP のタグライブラリとして実装されている。
デザイン的な詳細の実装(レンダラ)を実行時に injection する、一種の DI フレームワークといえる。 この場合、JSP ファイルが設定ファイルとみなせる。
テーブルのような複雑なものに適用するために、レンダラは Java クラスとして書く。 それほど複雑でないものは JSP ファイル上に実装することを想定している。
実働状態のサンプルは jspbp-helloworld を参照。
疎結合を目的とするフレームワークという性質上、「箱から出してすぐ役に立つ」というものではない。 まず、本当に疎結合にする必要があるのかどうかを、じっくりと検討すべきだろう。その必要があると判断したら、 アーキテクチャとソースコードを参照しつつ、レンダラとソースを設計することになる。 ゼロから始めるよりはましだが、Visual Studio で ASP.NET を使うような体験ではまったくない、と警告しておく。
プロジェクトライセンスを参照。