画面操作

ビュー

現時点でTOMBOは2つの画面(ビュー)を持っています。 Palm Size PC, Pocket PC, l'agenda版ではこれらは操作に応じて切り替わる ため、通常はどちらかの画面が表示されていることになります。

Win32版,H/PC版ではこれらは左右に並ぶ形になります。

  1. メモ一覧画面
    現在管理されているメモをツリービューで表示します。イメージとしては エクスプローラの左側の画面に近いと思います。違うのはエクスプローラ ではファイルの一覧が右側に表示されるのに対し、TOMBOではファイル(メ モ)もツリービュー中に表示されます。 暗号化されているメモについてはカギマークのアイコンが表示されますの で一目で見分けがつくと思います。
  2. メモ詳細画面
    メモを参照・編集する画面です。
    メモ一覧画面からメモを選択したり、新規のメモを作成したりするとメモ詳細画面に切り替わります。
    キーによる操作やファイル属性により、編集モードと閲覧モードが存在します。

簡単な関係と操作の図を以下に示します。

ビューの切り替え

それぞれの切り替え方法をまとめておきます。Win32版, H/PC版の場合、 2画面表示の場合にはキーボードのフォーカスが変更されます。


メモ一覧画面

起動するとメモの一覧画面となります。

アクションボタン(カーソルキー)の上下でメモを選択し、 アクションボタン(リターンキー)を押すことでメモを開くことができます。 また、フォルダについてはアクションボタン/カーソル左右キー でフォルダ内の一覧を開いたり閉じたりすることができます。

ツリーに表示される内容は、

メニュー/ツールバーの意味は以下のようになります。 ショートカットはH/PC版,PocketPC版,Win32版のみの実装となっています。 PocketPCの場合、タップ&ホールドにも対応しています。

項目ショートカット説明
新規()Ctrl-N新規メモを作成します。
新規フォルダF2現在選択しているアイテムの位置にフォルダを作成します。
切り取り()Ctrl-Xメモ・フォルダを移動します。移動したい先を選択し、貼り付けを実行してください。 フォルダの場合、下位すべてのメモ・フォルダが移動されます。
コピー()Ctrl-Cメモ・フォルダをコピーします。フォルダの場合、下位すべてのメモ・フォルダがコピーされます。
貼り付け()Ctrl-V切り取り・貼り付けを実行します。
全選択(Win32/HPCのみ)Ctrl-A開かれているメモの全文を選択します。
2画面モード(Win32/HPCのみ) ()
表示する画面を一覧/詳細の2ビューか、どちらか片方だけで全画面とするかを選択します。 横長の文章を書く場合や、PocketPostPet等、横幅の狭いPDAの場合には全画面で使用するのがよいでしょう。
常に手前に表示(Win32のみ) ()
チェックすると他のウィンドウを選択した場合でもTOMBOの画面が常に手前に表示されるようになります。
ステータスバー(Win32/HPCのみ)
ステータスバーの表示/非表示を切り替えます。切り替えた内容は保存され、次回起動時にも引き継がれます。
削除DELメモ・フォルダを削除します。フォルダを削除した場合、エクスプローラ同様、以下すべてのフォルダ・メモも削除されます。
暗号化
選択したメモを暗号化します。パスワードを聞いてくるので同じものを2回入力してください。
フォルダに対して選択した場合、そのフォルダ以下の平文メモ全てを暗号化します。
メモ(*.txt)以外については暗号化されませんので注意してください。
復号化
メモの暗号化を解除します。
フォルダに対して選択した場合、フォルダ以下の暗号化メモ全てを平文に戻します。 異なるパスワードが設定されている場合、適宜パスワード入力のダイアログが表示されます。
検索Ctrl-F ファイルを検索します。ダイアログが開きますので検索したい文字列を指定してください。
一覧ビューでの検索では、ファイルを縦断して検索を行います。
初回検索時の検索方向を指定できます。上向きに検索を行いたい場合には"検索方向"を"上へ"を指定してください。
GrepCtrl-G 選択したフォルダ以下を検索しマッチしたものを検索結果としてツリーで表示します。
ダイアログで条件を指定し、"OK"を押すと、"検索結果"のフォルダ以下に検索結果毎に仮想フォルダが作成され、マッチしたものが並びます。
注意する点として以下の点があります。
  • 検索は仮想フォルダを開いたタイミングで行われます。
  • 検索条件は保存されません。Grepで指定した条件はTombo.exeを再起動すると消えてしまいます。起動しても検索条件を残したい場合には 仮想フォルダ機能を利用してください。
仮想フォルダ
仮想フォルダの設定を行います。
次を検索()F3/ Ctrl-9現在選択されているメモから下方向に一致するファイルを検索します。
前を検索()Shift+F3/ Ctrl-8現在選択されているメモから上方向に一致するファイルを検索します。
終了
TOMBOを終了します.
バージョン情報
バージョン情報を表示します.
プロパティ
プロパティ設定ダイアログを表示します.
パスワード消去
TOMBOがメモリ上に記憶しているパスワードを消去します。
(メモを開く)RETURN選択しているメモを開きます。

メモ詳細画面

選択したメモを表示・編集するのがメモ詳細画面です. 編集については一般的なメモ帳と同じですので迷うことはないのではないかと思います.

若干注意する点としては,ファイル名や一覧ビューで表示される内容についてはメモの1行目が使われます. 詳細についてはメモの構成・ファイル名についてを参照してください.

詳細画面一覧画面に戻るには,アクションボタンもしくはESCキーを押してください. また,メニューから"一覧"を選択することでも一覧画面に戻ることができます. この際,メモが編集されている場合には保存するかどうかを聞いてきますので, Yes/No/キャンセルから必要に応じて選択してください.

メニュー/ツールバーの意味は以下のようになります。


項目ショートカット説明
一覧()ESC一覧ビューに戻ります.
保存()Ctrl+Sメモを保存します.1.6からはメモが修正されていない場合にはグレーアウトします。
切り取り()Ctrl-X選択した文字列を切り取り,クリップボードにコピーします.
コピー()Ctrl-C選択した文字列をクリップボードにコピーします.
貼り付け()Ctrl-Vクリップボードから文字列を張り付けます.
検索
そのメモ中で一致しているキーワードを検索します。
次を検索()F3 / Ctrl-9下方向に検索します。
前を検索()Shift+F3 / Ctrl-8上方向に検索します。
日付の挿入1()Ctrl-1 / Ctrl-; 現在の日時を挿入します.挿入される文字列のフォーマットはプロパティで指定することができます.
PocketPC版ではメニューには表示されず,タップ&ホールドメニューからのみの操作になります.
日付の挿入2()Ctrl-2 / Ctrl-: 現在の日時を挿入します. 機能は日付の挿入1と同じですが,別のフォーマットを指定することができます. 必要に応じて1,2を使い分けてください.
折り返して表示
一行が長い場合に、スクロールさせるか、折り返して複数で表示させるかを切り替えます。
編集/閲覧モード切り替えCtrl-B編集モードと閲覧モードを切り替えます。
終了
TOMBOを終了します.
バージョン情報
バージョン情報を表示します.

編集モード/閲覧モード

詳細画面は編集モードと閲覧モードの2種類のモードを持ちます。

閲覧モードでのキーは以下のようになります。

キー説明
SPACE一画面下に進みます。[PageDown]キーと同様の動作をします。
BS一画面上に戻ります。[PageUp]キーと同様の動作をします。
Ctrl-B編集モードに切り替わります。

モードを切り替えるには2つの方法があります。

文章で書くと分かりにくいですが、を見ていただくと一発だと思います。

その他注意

2画面モード - 1画面モードの切り替え(Win32版,H/PC版)

Win32版およびH/PC版では、通常の左右2画面表示だけでなく、beta 6 以前のように一覧表示/詳細表示を切り替えることも可能です。 切り替えるためには、[ツール]→[2画面モード]を選択するか、ツールバーの「」を選択してください。

お気に入り

IEやNN等のインターネットブラウザのノリで、よく使用するメモ/フォルダを指定しておくことができます。 指定したいメモ/フォルダを選択した状態で、"お気に入りに追加"を選択してください。

削除や並び替えは"お気に入りの整理"から行うことが出来ます。


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