fcdf

機能

分子の自由度 v1,分母の自由度 v2 で表されるF累積分布関数の入力データ x に対する F 累積分布関数値 (cumulative distribution function) を返す.

形式

y = fcdf( x,v1,v2 )

パラメータ

  1. x : 入力データ (Scalar,Series,Snapshot)

  2. v1 : 分子の自由度 (Scalar) 正の整数に限る

  3. v2 : 分母の自由度 (Scalar) 正の整数に限る

  4. y : F 累積分布関数値 (Scalar,Series,Snapshot)

解説

実際の計算には,不完全ベータ関数比を用いる.

不完全ベータ関数比

F 分布の上側確率を不完全ベータ関数比を用いて表すと,

参照

  1. 奥村晴彦 (1991) : ソフトウェアテクノロジー 13 『 C 言語による最新アルゴリズム』,pp344-346,技術評論社.

  2. 大滝厚 (1984) : マイコン活用シリーズ 『パソコン BASIC 統計解析』,pp87-89,東海大学出版会.

  3. F 分布の計算

    http://www.sist.ac.jp/~suganuma/cpp/2-bu/7-sho/Java/f_j.txt
Last updated: 2005/11/12