nstim

機能

外部入力 (刺激) を設定する.

形式

nstim( "mdl", com, "type", p1, [, p2, p3, p4, p5] )

パラメータ

  1. mdl : モジュール名 (String)

  2. com : コンポーネント番号 (Scalar)

  3. type : 入力波形の指定 ("P","R" or "B")

    "P" : パルス関数
    "R" : ランプ関数
    "B" : バッファ入力
  4. p1 ∼ p5 : パラメータ列

    入力波形 p1 p2 p3 p4 p5
    パルス関数 ("P") 入力開始時刻 入力初期値 高さ 時間幅 周期
    ランプ関数 ("R") 入力開始時刻 入力初期値 傾き    
    バッファ入力 ("B") バッファ名 [配列番号] [時間情報]    

解説

  1. ファイル及びバッファ入力においては,Euler 法,自動刻み幅積分法,RKG 法を選択した場合いずれにおいても,データにない点は補完して用いられる.なお,補間には 4 次のラグランジュ補間を使用している.

  2. ntime で指定する last/cal は,バッファ入力のデータ点数を越えてはならない.

  3. バッファ入力の「配列番号」とは,入力バッファに series 型の 1 次元配列を用いた場合,何番目の series データを使用するのかを指定する.デフォルトは 0.

  4. バッファ入力の「時間情報」には,全部の入力系列の時刻を格納したバッファ名を指定する.ntime 関数で指定された計算刻みで計算されるが,ここで指定されたバッファを調べ,計算時刻のデータがあるのであれば,補間せず計算を行う (通常は Euler 法だと h/2 の点が,RGK 法だと h/4,h/2,3h/4 の点が補間されている [h : ntime で指定した計算刻み]).

  5. この関数実行時には,npp 関数または nmake 関数の実行によって,シミュレーション条件ファイル群が生成されている必要がある.

参照

ntimenppnmake

Last updated: 2005/11/12