find

機能

入力オブジェクトから指定した値に最も近いデータを見つけ,値とその位置を表示し,位置を Series オブジェクトとして返す.

形式

ip = find( x, val, num )

パラメータ

  1. x : 入力オブジェクト (Series, Snapshot)

  2. ip : データの位置 (Series)

  3. val : 捜し出す値 (Scalar)

  4. num : 捜し出すデータの個数 (Scalar)

解説

  1. 入力オブジェクト内から val に最も近い値を持つインデックスの系列を取得する.

  2. インデックスの系列は,次元数分の要素を持ち,時間方向に num 個得られる.

  3. 取得するデータ数が 1 個で,かつ 1 次元データの位置を示す場合には戻り値は,Scalar オブジェクトである.

使用例

  1. 1 次元の場合

    [0]%  11   12   13   14   15

    という x に対し,find(x,14,3) を実行すると,

    [0]:[0]%   3
    [1]:[0]%   4
    [2]:[0]%   2
  2. 2 次元の場合

    [0]:[0]%  11   12   13   14   15
    [1]:[0]%  16   17   18   19   20

    という x に対し,find(x,14,3) を実行すると,

    [0]:[0]%  0   3
    [1]:[0]%  0   4
    [2]:[0]%  0   2
Last updated: 2005/11/12