機能
分散分析表によって表される主効果や交互作用の検定とは別に,群間の差異を Bonferroni 法によって検定する.
パラメータ
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x : 入力データ (Series,Snapshot)
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n : 標本数 (Series)
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y : 検定結果 (Series)
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y : [0] : 群 1,2 の検定統計量,p 値
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y : [1] : 群 1,3 の検定統計量,p 値
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y : [k*(k-1)] : 群 k-1,k の検定統計量,p 値
解説
x の形式は anova1 (x,n) と同じ
: 群数
: 群
の観測値数
: 群
の観測値の平均値
群
と群
の比較
: 誤差分散 (群内不偏分散)
: 誤差の自由度
全ての 2 群の組み合わせについて,
検定統計量
p 値は,自由度 v の t 分布より算出するが,組み合わせの数を f とすると,有意水準はα/f となるため,各有意水準 1/f とする代わりに,p 値を f 倍して表示する (但し,1 を超える場合は 1 となる).
参照
永田 靖,吉田道弘 (1997) : 『統計的多重比較法の基礎』,pp81-87,サイエンティスト社.