7.5.7 Timer オブジェクト

このクラスは、タイマーで一定の時間が経過した後に実行するべき動作を表します。 TimerThreadのサブクラスであり、 カスタムスレッドの例としての機能を持っています。

start()メソッドを呼出すことで、 タイマーはスレッドとしてスタートします。 cancel()メソッドを呼出すことで、 (その動作が始まる前に)タイマーはストップすることが出来ます。 タイマーは、ユーザーによって指定された間隔と正確に同じでは ないかもしれませんが、その動作を実行する前に待ちます。

例:

def hello():
    print "hello, world"

t = Timer(30.0, hello)
t.start() # after 30 seconds, "hello, world" will be printed

class Timer( interval, function, args=[], kwargs={})
interval秒が過ぎた後に、引数argsとキーワード引数kwargs によってfunctionを実行するタイマーを作成します。

cancel( )
タイマーをストップして、その動作の実行をキャンセルします。 タイマーがまだその待ち状態にある場合では、単にこのように働きます。
ご意見やご指摘をお寄せになりたい方は、 このドキュメントについて... をご覧ください。