- すべての実装されたインタフェース:
TableFilter
public class TableFilter_STDDEV2
extends AbstractTableFilter
TableFilter_STDDEV2 は、TableFilter インターフェースを継承した、DBTableModel 処理用の
実装クラスです。
標準偏差等の対象カラムは、横持で、CLMNO属性で指定したカラム以降に指定します。
よって、対象カラム以降に、自由にカラムを配置することはできません。
横持のカラムを、縦に再セットします。その際、キーワードを、CLMNAME で指定のカラムに
セットします。CLMNAME のカラムは、予め、DBTableModel に用意しておいてください。
CLMNO が未指定の場合は、CLMNAMEの次からと認識されます。
ここではグループ単位に、平均、標準偏差等を求め、データの分布を示すデータを作成します。
グループキーとなるカラムは、あらかじめソーティングしておく必要があります。(キーブレイク判断するため)
グループキー以外の値は、参考情報として残し、CLMS属性に指定したカラムを削除し、カラムの最後に、
CNT,SUM,AVG,(STDEVS or STDEVP),COEFF,M3S,M2S,M1S,M0S,P0S,P1S,P2S,P3S カラムを追加します。
CNT(個数),SUM(合計),AVG(平均),
STDEVS(標本標準偏差:n-1) または、STDEVP(母標準偏差:n) を、USE_TYPE で選択します。
COEFF(変動係数) は、標準偏差(σ)を算術平均で、割ったものの百分率
M3S(~-3σ),M2S(-3σ~-2σ),M1S(-2σ~-σ),M0S(-σ~0),P0S(0~σ),P1S(σ~2σ),P2S(2σ~3σ),P3S(3σ~)
FILTERは、1:(-2σ~-σ or σ~2σ) , 2:(-3σ~-2σ or 2σ~3σ) , 3:(~-3σ or 3σ~) のみピックアップします。
初期値の 0 は、フィルターなしです。
6.9.9.2 (2018/09/18)
COEFF(変動係数)の最小値でフィルターするためのキーワード MIN_CV を追加します。
これは、単位(%)で、指定の値以下の変動係数のレコードを出力しません。
パラメータは、tableFilterタグの keys, vals にそれぞれ記述するか、BODY 部にCSS形式で記述します。
【パラメータ】
{
GROUP_KEY : グループカラム (複数指定可)
CLMNAME : 縦持キーとなるカラム名 (必須)
CLMNO : 対象カラムの最初の番号
USE_TYPE : P(母) or S(標本) (初期値:P(母標準偏差))
FORMAT : 数値のフォーマット (初期値:%.3f ・・・ 小数第3位以下を、四捨五入する)
FILTER : 1 , 2 , 3 (初期値:0)
MIN_CV : 変動係数の最小除外値(%指定) 例:2.0
}
- 変更履歴:
- 6.7.1.0 (2017/01/05) 新規追加, 6.9.3.0 (2018/03/26) 標本標準偏差と母標準偏差は、一つだけにし、変動係数を追加します。
- 形式サンプル:
- ●形式:
① <og:tableFilter classId="STDDEV2" selectedAll="true"
keys="GROUP_KEY,CLMNO" vals='"GOKI,SID",7' />
② <og:tableFilter classId="STDDEV2" selectedAll="true" >
{
GROUP_KEY : GOKI,SID ;
CLMNO : 7 ;
}
</og:tableFilter>
- バージョン
- 0.9.0 2000/10/17
- 作成者
- Hiroki Nakamura
- 導入されたバージョン:
- JDK1.1,