クラス DateSet


  • public class DateSet
    extends Object
    DateSet.java は、入力ファイルの日付,時刻キーワードを実行時の日時で変換して,出力します。 変換には,$(yyyy)の形式で指定し,カッコの文字列は,java.text.SimpleDateFormat で使用する, 時刻フォーマット構文を用います。 また、引数に keys,vals を渡すことで、$(KEY1) 文字列を VAL1 文字列と置き換えます。 サンプルファイル $(yyyy/MM/dd) 年/月/日を表します。 $(yy) 年だけを2桁で表します。 $(MM) 月を2桁 (02,03など)で表します。 $(dd) 日を2桁 (02,03など)で表します。 $(HH:mm:ss) 時:分:秒を表します。 $(MMMMMMMM) 月をフルスペルで表します。 $(MMM) 月を3桁固定(Mar,Aplなど)で表します。 $(EEEEEEEE) 曜日をフルスペルで表します。 $(EEE) 曜日を3桁固定(Sun,Monなど)で表します。 // 7.0.1.3 (2018/11/12) 2019/01/01 2030/01/01 $(ATIME) 通算秒数( new Date().getTime()/1000 ) の 10桁文字列 1546268400 1893423600 $(BTIME) 通算分数( new Date().getTime()/60000 ) の 8桁文字列 25771140 31557060 ※ BTIME が桁あふれするのは、2160/02/18 です。 時刻フォーマット構文 記号 意味 表示 例 ------ ------- ------------ ------- G 年号 (テキスト) AD y 年 (数値) 1996 M 月 (テキスト & 数値) July & 07 d 日 (数値) 10 h 午前/午後の時 (1~12) (数値) 12 H 一日における時 (0~23) (数値) 0 m 分 (数値) 30 s 秒 (数値) 55 S ミリ秒 (数値) 978 E 曜日 (テキスト) 火曜日 D 年における日 (数値) 189 F 月における曜日 (数値) 2 (7月の第2水曜日) w 年における週 (数値) 27 W 月における週 (数値) 2 a 午前/午後 (テキスト) PM k 一日における時 (1~24) (数値) 24 K 午前/午後の時 (0~11) (数値) 0 z 時間帯 (テキスト) PDT ' テキスト用エスケープ '' 単一引用符 ' パターン文字のカウントによって、そのフォーマットが決まります。 (テキスト): 4以上: フル形式を使用します。4以下: 短いまたは省力された形式があれば、それを使用します。 (数値): 最小桁数。これより短い数値は、この桁数までゼロが追加されます。年には特別な処理があります。 つまり、'y'のカウントが2なら、年は2桁に短縮されます。 (テキスト & 数値): 3以上ならテキストを、それ以外なら数値を使用します。 パターンの文字が['a'..'z']と['A'..'Z']の範囲になければ、その文字は引用テキストとして扱われます。 たとえば、':'、'.'、' '、'#'、'@'などの文字は、単一引用符に囲まれていなくても、 結果の時刻テキストに使用されます。 無効なパターン文字がパターンに入っていると、フォーマットや解析で例外がスローされます。 USロケールを使った例: フォーマットパターン 結果 -------------------- ---- "yyyy.MM.dd G 'at' hh:mm:ss z" ⇒ 1996.07.10 AD at 15:08:56 PDT "EEE, MMM d, ''yy" ⇒ Wed, July 10, '96 "h:mm a" ⇒ 12:08 PM "hh 'o''''clock' a, zzzz" ⇒ 12 o'clock PM, Pacific Daylight Time "K:mm a, z" ⇒ 0:00 PM, PST "yyyyy.MMMMM.dd GGG hh:mm aaa" ⇒ 1996.July.10 AD 12:08 PM
    変更履歴:
    6.4.2.0 (2016/01/29) package変更 fukurou.util → fukurou.system, 7.0.1.3 (2018/11/12) keys,valsをMapに変更。BUILD_TYPEのビルド番号を100秒単位に変更。
    バージョン
    0.9.0 1999/03/09
    作成者
    Kazuhiko Hasegawa
    導入されたバージョン:
    JDK1.1,
    • コンストラクタの概要

      コンストラクタ 
      コンストラクタ 説明
      DateSet()
      デフォルトコンストラクター Mapの初期値を設定しておきます。
    • コンストラクタの詳細

      • DateSet

        public DateSet()
        デフォルトコンストラクター Mapの初期値を設定しておきます。
        変更履歴:
        7.0.1.3 (2018/11/12) KeysValsは、Mapに置き換え, 7.0.1.4 (2018/11/26) ATIME,BTIME 追加
    • メソッドの詳細

      • setParamMap

        public void setParamMap​(ConcurrentMap<String,​String> pMap)
        フォーマット解析時に置き換える キーと値のMapを設定します。 $(KEY1) 文字列を VAL1 文字列と置き換える処理を行います。これにより日付以外の 文字列を置き換える処理を実行できます。
        パラメータ:
        pMap - 置き換え元のMap
        変更履歴:
        7.0.1.3 (2018/11/12) KeysValsは、Mapに置き換え
      • change

        public byte[] change​(byte... inByte)
        現在日付、時刻をフォーマット指定個所に埋め込みます。 フォーマットの指定方法は、java.text.SimpleDateFormat の指定方法と同一です。
        パラメータ:
        inByte - 変換元バイト配列(可変長引数)
        戻り値:
        変換後のバイト配列
        変更履歴:
        6.3.6.0 (2015/08/16) System.arraycopy が使える箇所は、置き換えます。, 6.4.2.0 (2016/01/29) fukurou.util.StringUtil → fukurou.system.HybsConst に変更
      • changeForm

        public String changeForm​(String form)
        パラメータの変換、および、現在日付、時刻のフォーマット変換を行います。 先に、パラメータの変換を行います。form が、Mapのkey にマッチすれば、 その値を返します。マッチしなければ、時刻のフォーマット変換を行います。 フォーマットの指定方法は、java.text.SimpleDateFormat の指定方法と同一です。
        パラメータ:
        form - フォーム文字列 ( 例 "yyyy/MM/dd HH:mm:ss" )
        戻り値:
        フォーマット変換結果
        変更履歴:
        5.5.7.2 (2012/10/09) HybsDateUtil を利用するように修正します。, 6.3.9.0 (2015/11/06) コンストラクタで初期化されていないフィールドを null チェックなしで利用している(findbugs), 7.0.1.3 (2018/11/12) KeysValsは、Mapに置き換え
      • changeString

        public String changeString​(String form)
        パラメータの変換、および、現在日付、時刻のフォーマット変換を行います。 先に、パラメータの変換を行います。form が、Mapのkey にマッチすれば、 その値を返します。マッチしなければ、時刻のフォーマット変換を行います。 フォーマットの指定方法は、java.text.SimpleDateFormat の指定方法と同一です。
        パラメータ:
        form - フォーム文字列 ( 例 "yyyy/MM/dd HH:mm:ss" )
        戻り値:
        フォーマット変換結果
        このメソッドは、nullを返しません
      • getDate

        public static String getDate()
        現在日付、時刻を指定のフォーマットで文字列に変換して返します。 出力フォーマットは、"yyyy/MM/dd HH:mm:ss" 固定です。
        戻り値:
        現在日付、時刻 ( 例 2012/09/05 18:10:24 )
        変更履歴:
        5.5.7.2 (2012/10/09) 新規作成, 6.4.2.0 (2016/01/29) fukurou.util.HybsDateUtil → fukurou.system.DateSet に変更
        このメソッドは、nullを返しません
      • getDate

        public static String getDate​(String form)
        現在時刻を指定のフォーマットで文字列に変換して返します。 フォーマットの指定方法は、java.text.SimpleDateFormat の指定方法と同一です。 変換時のロケーションは、Locale.JAPAN です。 現在時刻は、new Date() で求めます。
        パラメータ:
        form - フォーム文字列 ( 例 "yyyy/MM/dd HH:mm:ss.SSS" )
        戻り値:
        現在日付、時刻
        関連項目:
        SimpleDateFormat
        変更履歴:
        5.5.7.2 (2012/10/09) 新規作成, 6.4.2.0 (2016/01/29) fukurou.util.HybsDateUtil → fukurou.system.DateSet に変更
        このメソッドは、nullを返しません
      • getDate

        public static String getDate​(long time,
                                     String form)
        指定時刻を指定のフォーマットで文字列に変換して返します。 フォーマットの指定方法は、java.text.SimpleDateFormat の指定方法と同一です。 変換時のロケーションは、Locale.JAPAN です。 指定時刻は、new Date( time ) で求めます。
        パラメータ:
        time - 指定のカレントタイムのロング値
        form - フォーム文字列 ( 例 "yyyy/MM/dd HH:mm:ss.SSS" )
        戻り値:
        現在日付、時刻( 例 2001/04/17 15:48:22 )
        変更履歴:
        5.5.7.2 (2012/10/09) 新規作成, 6.4.2.0 (2016/01/29) fukurou.util.HybsDateUtil → fukurou.system.DateSet に変更
        このメソッドは、nullを返しません
      • main

        public static void main​(String[] args)
                         throws Throwable
        入力ファイルの時刻フォーマットを変換して出力ファイルに書き込みます。 引数に <key1> <val1> のペア情報を渡すことが可能です。 先に、keys,vals の変換を行います。form が、keys にマッチすれば、vals を 返します。最後までマッチしなければ、時刻のフォーマット変換を行います。 フォーマットの指定方法は、java.text.SimpleDateFormat の指定方法と同一です。 フォーム文字列例 ( "yyyy/MM/dd HH:mm:ss" )
        パラメータ:
        args - 引数配列( 入力ファイル 出力ファイル キー1 値1 ・・・
        例外:
        Throwable - なんらかのエラーが発生した場合。
        変更履歴:
        7.0.1.3 (2018/11/12) KeysValsは、Mapに置き換え