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5.5.0.1

org.opengion.fukurou.util
クラス HybsLoader

java.lang.Object
  上位を拡張 org.opengion.fukurou.util.HybsLoader

public class HybsLoader
extends java.lang.Object

AutoCompile機能、HotDeploy機能を実現するためのクラスローダーです。 AutoCompile機能は、クラスの動的コンパイルを行います。 AutoCompile機能を有効にするには、コンストラクタで与えられるHybsLoaderConfigオブジェクトで、 AutoCompileフラグをtrueにしておく必要があります。 HotDeploy機能は、クラスの動的ロードを行います。 HotDeploy機能を有効にするには、コンストラクタで与えられるHybsLoaderConfigオブジェクトで、 HotDeployフラグをtrueにしておく必要があります。 (1)クラスの動的コンパイル loadClass(String)メソッドが呼ばれた場合に、ソースディレクトより、対象となるソースファイルを 検索し、クラスのコンパイルを行います。 コンパイルが行われる条件は、「クラスファイルが存在しない」または「クラスファイルのタイムスタンプがソースファイルより古い」です。 コンパイルを行うには、JDKに含まれるtools.jarが存在している必要があります。 tools.jarが見つからない場合、エラーとなります。 また、コンパイルのタスクのクラス(オブジェクト)は、JVMのシステムクラスローダー上のクラスに存在しています。 このため、サーブレットコンテナで、通常読み込まれるWEB-INF/classes,WEB-INF/lib以下のクラスファイルも、 そのままでは参照することができません。 これらのクラスを参照する場合は、HybsLoaderConfigオブジェクトに対してクラスパスを設定しておく必要があります。 (2)クラスロード クラスの動的ロードは、クラスローダーの入れ替えによって実現しています。 HotDeploy機能を有効にした場合、読み込むクラス単位にURLClassLoaderを生成しています。 クラスロードを行う際に、URLClassLoaderを新しく生成することで、クラスの再ロードを行っています。 つまり、HotDeployにより読み込まれるそれぞれのクラスは、お互いに独立した(平行な位置に存在する)関係に なります。 このため、あるHotDeployによりロードされたクラスAから、同じくHotDeployによりロードされたクラスBを直接参照 することができません。 この場合は、クラスBのインターフェースを静的なクラスローダー(クラスAから参照できる位置)に配置することで、クラスB のオブジェクトにアクセスすることができます。

変更履歴:
5.1.1.0 (2009/12/01) 新規作成
機能階層
業務ロジック
バージョン
5.0
作成者
Hiroki Nakamura
導入されたバージョン:
JDK1.6,

コンストラクタの概要
HybsLoader(HybsLoaderConfig option)
          HybsLoaderOptionを使用してHybsLoaderオブジェクトを生成します。
 
メソッドの概要
 java.lang.Class<?> load(java.lang.String clsNm)
          指定されたクラス名のクラスをロードします。
 java.lang.Object newInstance(java.lang.String clsName)
          指定されたクラス名のクラスをロードし、デフォルトコンストラクターを使用して インスタンスを生成します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

HybsLoader

public HybsLoader(HybsLoaderConfig option)
HybsLoaderOptionを使用してHybsLoaderオブジェクトを生成します。

パラメータ:
option - HybsLoaderを構築するための設定情報
メソッドの詳細

load

public java.lang.Class<?> load(java.lang.String clsNm)
指定されたクラス名のクラスをロードします。 クラス名については、クラス自身の名称のみを指定することができます。 (パッケージ名を含めた完全な形のクラス名を指定することもできます)

パラメータ:
clsNm - クラス名
戻り値:
クラス

newInstance

public java.lang.Object newInstance(java.lang.String clsName)
指定されたクラス名のクラスをロードし、デフォルトコンストラクターを使用して インスタンスを生成します。

パラメータ:
clsName - クラス名(Qualified Name)
戻り値:
インスタンス
変更履歴:
5.1.8.0 (2010/07/01) Exceptionのエラーメッセージの修正(状態の出力)

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