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公開メンバ関数 | プロパティ | 全メンバ一覧
FK_CLI::fk_Loop クラス

ソリッドモデルのループ位相を管理するクラス [詳解]

+ FK_CLI::fk_Loop の継承関係図
+ FK_CLI::fk_Loop 連携図

公開メンバ関数

bool IsTesselated (void)
 テセレーション状態参照メソッド [詳解]
 
- 基底クラス FK_CLI::fk_Attribute に属する継承公開メンバ関数
bool SetAttrII (int key, int value)
 キーが int 型、値が int 型である属性設定メソッド [詳解]
 
bool SetAttrID (int key, double value)
 キーが int 型、値が double 型である属性設定メソッド [詳解]
 
bool SetAttrIS (int key, String^ value)
 キーが int 型、値が String 型である属性設定メソッド [詳解]
 
bool SetAttrSI (String^ key, int value)
 キーが String 型、値が int 型である属性設定メソッド [詳解]
 
bool SetAttrSD (String^ key, double value)
 キーが String 型、値が double 型である属性設定メソッド [詳解]
 
bool SetAttrSS (String^ key, String^ value)
 キーが String 型、値が String 型である属性設定メソッド [詳解]
 
int GetAttrII (int key)
 キーが int 型、値が int 型である属性参照メソッド [詳解]
 
double GetAttrID (int key)
 キーが int 型、値が double 型である属性参照メソッド [詳解]
 
String^ GetAttrIS (int key)
 キーが int 型、値が String 型である属性参照メソッド [詳解]
 
int GetAttrSI (String^ key)
 キーが String 型、値が int 型である属性参照メソッド [詳解]
 
double GetAttrSD (String^ key)
 キーが String 型、値が double 型である属性参照メソッド [詳解]
 
String^ GetAttrSS (String^ key)
 キーが String 型、値が String 型である属性参照メソッド [詳解]
 
bool ExistAttrII (int key)
 キーが int 型、値が int 型である属性存在参照メソッド [詳解]
 
bool ExistAttrID (int key)
 キーが int 型、値が double 型である属性存在参照メソッド [詳解]
 
bool ExistAttrIS (int key)
 キーが int 型、値が String 型である属性存在参照メソッド [詳解]
 
bool ExistAttrSI (String^ key)
 キーが String 型、値が int 型である属性存在参照メソッド [詳解]
 
bool ExistAttrSD (String^ key)
 キーが String 型、値が double 型である属性存在参照メソッド [詳解]
 
bool ExistAttrSS (String^ key)
 キーが String 型、値が String 型である属性存在参照メソッド [詳解]
 
bool DeleteAttrII (int key)
 キーが int 型、値が int 型である属性消去メソッド [詳解]
 
bool DeleteAttrID (int key)
 キーが int 型、値が double 型である属性消去メソッド [詳解]
 
bool DeleteAttrIS (int key)
 キーが int 型、値が String 型である属性消去メソッド [詳解]
 
bool DeleteAttrSI (String^ key)
 キーが String 型、値が int 型である属性消去メソッド [詳解]
 
bool DeleteAttrSD (String^ key)
 キーが String 型、値が double 型である属性消去メソッド [詳解]
 
bool DeleteAttrSS (String^ key)
 キーが String 型、値が String 型である属性消去メソッド [詳解]
 

プロパティ

fk_Half^  OneHalf [get]
 接続半稜線プロパティ [詳解]
 
fk_Vector^  Normal [get]
 法線ベクトルプロパティ [詳解]
 
int VertexNum [get]
 頂点数プロパティ [詳解]
 
bool TesselateMode [get, set]
 テセレーション設定プロパティ [詳解]
 
- 基底クラス FK_CLI::fk_TopologyMaterial に属する継承プロパティ
fk_MaterialMode MaterialMode [get, set]
 マテリアルモードプロパティ [詳解]
 
int MaterialID [get, set]
 マテリアルIDプロパティ [詳解]
 
- 基底クラス FK_CLI::fk_Topology に属する継承プロパティ
int ID [get]
 IDプロパティ [詳解]
 
fk_TopologyType Type [get]
 位相タイププロパティ [詳解]
 

詳解

ソリッドモデルのループ位相を管理するクラス

このクラスは、 fk_Solid によるソリッドモデルにおいて、 ループ位相に関する制御機能を提供します。 FK におけるソリッドモデルの構造については、 ユーザーズマニュアルの「形状に対する高度な操作」の章を参照して下さい。

派生クラスのうち、ID 管理については fk_Topology, 個別マテリアル設定については fk_TopologyMaterial, 属性設定については fk_Attribute を参照して下さい。

ループに対して、幾何形状として曲面データを設定することができます。 詳細は fk_Surface を参照して下さい。

参照
fk_Solid, fk_Vertex, fk_Half, fk_Edge, fk_Topology, fk_TopologyMaterial, fk_Attribute, fk_Surface

関数詳解

bool FK_CLI::fk_Loop::IsTesselated ( void  )

テセレーション状態参照メソッド

テセレーションが有効になっていても、ループが 3 角形であった場合など、 内部ではテセレーション処理を行っていない可能性があります。 実際にテセレーション処理を行ったかどうかを知るには、 このメソッドを用いる必要があります。

戻り値
true であれば、ループに対しテセレーション処理が行われています。 false であれば行われていません。
参照
TesselateMode

プロパティ詳解

fk_Half^ FK_CLI::fk_Loop::OneHalf
get

接続半稜線プロパティ

このループを構成する半稜線のうちの1つを参照します。 条件を満たす全ての半稜線を得たい場合は、 fk_Reference::GetAllHOnL() メソッドを用いて下さい。

戻り値
このループを構成する半稜線を表す fk_Half 型インスタンスのアドレス。
fk_Vector^ FK_CLI::fk_Loop::Normal
get

法線ベクトルプロパティ

適切な法線ベクトルを参照します。 ループが曲面である場合は、面全体の平均法線ベクトルとなります。 null となるケースがありえることに注意して下さい。

戻り値
法線ベクトルのアドレス。算出できなかった場合は null を返します。
int FK_CLI::fk_Loop::VertexNum
get

頂点数プロパティ

このループを構成する頂点数を参照します。

戻り値
ループを構成する頂点数。もしエラーが生じた場合は -1 となります。
参照
fk_Reference::GetVNumOnL()
bool FK_CLI::fk_Loop::TesselateMode
getset

テセレーション設定プロパティ

true の場合、4角以上のループに対してテセレーション処理を施すようになります。 false の場合はテセレーション処理を行いません。

「テセレーション」とは、4角以上の多角形に対し、 内部を複数の3角形に分割する処理のことです。 一般的に、非凸多角形や非平面多角形である場合、 描画処理が適切に行えないことがあります。 そのようなループに対しては、 テセレーションを施すことによって正常に描画されることが期待できます。

形状中の全てのループに対して、テセレーションの有無効を設定するには、 fk_Operation::TesselateMode を利用して下さい。

参照
fk_Operation::TesselateMode