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Static Public メソッド
クラス fk_System

システム依存関数集合クラス [詳細]

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Static Public メソッド

static bool setcwd (void)
 カレントディレクトリ設定関数
static std::string get_cwd (void)
 カレントディレクトリ参照関数

説明

システム依存関数集合クラス

このクラスは、システムに依存する関数を static 関数群としてまとめたものです。 全ての関数は static 宣言されているため、 本クラスの関数を用いる際に fk_System 型のインスタンスを生成する必要はありません。 例えば、以下のようにしてコードを記述します。


関数

static bool fk_System::setcwd ( void  ) [static]

カレントディレクトリ設定関数

実行プロセスのカレントディレクトリを、 プロセスを実行したシェルのディレクトリに設定します。 Mac での open コマンド実行時など、 カレントディレクトリの設定が異なってしまう場合に便利です。

Windows 環境で Visual Studio を利用している場合も、 Visual Studio 上から実行する時のカレントディレクトリと exe ファイルが作成されるディレクトリが異なるため、 不都合が生じる場合があります。 この関数を用いて、実行時は常時 exe ファイルのあるパスが カレントディレクトリになるよう統一すると便利でしょう。

戻り値:
設定に成功すれば true を、失敗すれば false を返します。
覚え書き:
現時点でこの関数がサポートされている環境は MacOS や FreeBSD 等のUNIX 系システムと Windows 環境です。 その他のプラットホームでは関数を呼んでも何も起こりません。
static std::string fk_System::get_cwd ( void  ) [static]

カレントディレクトリ参照関数

実行プロセスのカレントディレクトリを返します。

戻り値:
参照に成功した場合、カレントディレクトリの絶対パスを 文字列として返します。失敗した場合は空文字列を返します。
覚え書き:
この関数は、MacOSX や FreeBSD などの UNIX 系システムと Windows 環境でサポートされています。 その他のプラットホームでは、常に空文字を返します。
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