FineKernelToolKit  2.8.10
クラス fk_ReferenceL2

位相状態参照用クラス(Level2) [詳細]

+ fk_ReferenceL2に対する継承グラフ
+ fk_ReferenceL2のコラボレーション図

すべてのメンバ一覧

Public メソッド

頂点に関連する関数
fk_VertexgetOneNeighborVOnV (fk_Vertex *V) const
 隣接頂点参照関数
std::vector< fk_Half * > getAllHOnV (fk_Vertex *V) const
 頂点接続全半稜線参照関数
std::vector< fk_Edge * > getAllEOnV (fk_Vertex *V) const
 頂点接続全稜線参照関数
std::vector< fk_Loop * > getAllLOnV (fk_Vertex *V) const
 頂点接続全ループ参照関数
int getENumOnV (fk_Vertex *V) const
 頂点接続稜線数参照関数
ループに関連する関数
std::vector< fk_Vertex * > getAllVOnL (fk_Loop *L) const
 ループ所属全頂点参照関数
std::vector< fk_Half * > getAllHOnL (fk_Loop *L) const
 ループ所属全半稜線参照関数
std::vector< fk_Edge * > getAllEOnL (fk_Loop *L) const
 ループ所属全稜線参照関数
fk_LoopgetOneNeighborLOnL (fk_Loop *L) const
 隣接ループ参照関数
fk_LoopgetNeighborLOnLH (fk_Loop *L, fk_Half *H) const
 半稜線条件付き隣接ループ参照関数
int getVNumOnL (fk_Loop *L) const
 ループ上頂点数参照関数

説明

位相状態参照用クラス(Level2)

このクラスでは、 fk_Solid クラスのインスタンスにおいて、 様々な位相状態を参照する機能を提供します。 fk_Solid の位相についての詳細は、 ユーザーズマニュアルの「形状に対する高度な操作」という章を参照して下さい。

位相状態を参照するためのクラスとして、 本クラスの他に fk_ReferenceL1fk_ReferenceL3 といったクラスが存在します。 これらのクラスは、内部実装として上位・下位を区別しているものであり、 機能について区別する必要はありません。

参照:
fk_ReferenceL1, fk_ReferenceL3, fk_DataAccess, fk_Operation, fk_Modify, fk_Solid

関数

fk_Vertex* fk_ReferenceL2::getOneNeighborVOnV ( fk_Vertex V) const

隣接頂点参照関数

頂点 V に隣接している頂点のうちの1つを返します。 V が独立頂点であった場合は NULL を返します。

引数:
[in]V頂点位相
戻り値:
隣接頂点のうちの1つ。ない場合は NULL を返します。
std::vector<fk_Half *> fk_ReferenceL2::getAllHOnV ( fk_Vertex V) const

頂点接続全半稜線参照関数

頂点 V を元頂点(開始点)としている全ての半稜線を、 vector配列として返します。

引数:
[in]V頂点位相
戻り値:
V を元頂点とする半稜線の配列
std::vector<fk_Edge *> fk_ReferenceL2::getAllEOnV ( fk_Vertex V) const

頂点接続全稜線参照関数

頂点 V に接続している全ての稜線を、 vector配列として返します。

引数:
[in]V頂点位相
戻り値:
V に接続する稜線の配列
std::vector<fk_Loop *> fk_ReferenceL2::getAllLOnV ( fk_Vertex V) const

頂点接続全ループ参照関数

頂点 V に接続している全てのループを、 vector配列として返します。

引数:
[in]V頂点位相
戻り値:
V に接続するループの配列
int fk_ReferenceL2::getENumOnV ( fk_Vertex V) const

頂点接続稜線数参照関数

頂点 V に接続している稜線の本数を返します。

引数:
[in]V頂点位相
戻り値:
V に接続する稜線本数
std::vector<fk_Vertex *> fk_ReferenceL2::getAllVOnL ( fk_Loop L) const

ループ所属全頂点参照関数

ループ L に所属している全ての頂点を、 vector配列として返します。

引数:
[in]Lループ位相
戻り値:
L に所属する頂点の配列
std::vector<fk_Half *> fk_ReferenceL2::getAllHOnL ( fk_Loop L) const

ループ所属全半稜線参照関数

ループ L に所属している全ての半稜線を、 vector配列として返します。

引数:
[in]Lループ位相
戻り値:
L に所属する半稜線の配列
std::vector<fk_Edge *> fk_ReferenceL2::getAllEOnL ( fk_Loop L) const

ループ所属全稜線参照関数

ループ L に所属している全ての稜線を、 vector配列として返します。

引数:
[in]Lループ位相
戻り値:
L に所属する稜線の配列
fk_Loop* fk_ReferenceL2::getOneNeighborLOnL ( fk_Loop L) const

隣接ループ参照関数

ループ L と隣接しているループのうちの1つを返します。 隣接するループが存在しないときは NULL を返します。

引数:
[in]Lループ位相
戻り値:
隣接ループのうちの1つ。ない場合は NULL を返します。
fk_Loop* fk_ReferenceL2::getNeighborLOnLH ( fk_Loop L,
fk_Half H 
) const

半稜線条件付き隣接ループ参照関数

ループ L と隣接しているループのうち、 半稜線 H の親稜線を共有しているループを返します。 この共有関係が成り立たないような状態の場合 (H が L 上にない、H の反対側にループが存在しないなど) は、NULL を返します。

引数:
[in]Lループ位相
[in]H半稜線位相
戻り値:
H を挟んだ隣接ループ。存在しない場合は NULL を返します。
int fk_ReferenceL2::getVNumOnL ( fk_Loop L) const

ループ上頂点数参照関数

ループ L に所属している頂点の個数を返します。

引数:
[in]Lループ位相
戻り値:
L に所属する頂点個数
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