FK/GenMatrix.h

GenMatrix.hのインクルード依存関係図
このグラフは、どのファイルから直接、間接的にインクルードされているかを示しています。

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構成

class  fk_GenMatrix
 任意次元正方行列を管理するクラス [詳細]

関数

fk_GenVector operator* (const fk_GenMatrix &, const fk_GenVector &)
 ベクトル変換二項演算子
fk_GenMatrix operator+ (const fk_GenMatrix &, const fk_GenMatrix &)
 行列和二項演算子
fk_GenMatrix operator- (const fk_GenMatrix &, const fk_GenMatrix &)
 行列差二項演算子
fk_GenMatrix operator* (const fk_GenMatrix &, const fk_GenMatrix &)
 行列積二項演算子

関数

fk_GenVector operator* ( const fk_GenMatrix ,
const fk_GenVector  
)

ベクトル変換二項演算子

任意次元ベクトル V1 の、行列 M による変換ベクトル V2 を求めるには、 以下のように記述します。 V1, V2 は共に fk_GenVector 型の変数で、M は fk_GenMatrix 型の変数です。

    V2 = M * V1;

FK では行列体系として MV 系を採用しており、 行列のベクトル変換の際には行列が左側、ベクトルが右側である必要があります。 なお、この演算では M と V1 の次元数が同一である必要があります。 もし次元数が異なった場合は、次元が 0 のベクトルを返します。

fk_GenMatrix operator+ ( const fk_GenMatrix ,
const fk_GenMatrix  
)

行列和二項演算子

行列 M1, M2 の行列和 M3 を求めるには、 以下のように記述します。 M1, M2, M3 はいずれも fk_GenMatrix 型です。

    M3 = M1 + M2;
覚え書き:
行列和は交換法則が成り立ちます。 なお、この演算では M1 と M2 の次元数が同一である必要があります。 もし次元数が異なった場合は、次元が 0 の行列を返します。
fk_GenMatrix operator- ( const fk_GenMatrix ,
const fk_GenMatrix  
)

行列差二項演算子

行列 M1, M2 の行列差 M3 を求めるには、 以下のように記述します。 M1, M2, M3 はいずれも fk_GenMatrix 型です。

    M3 = M1 - M2;
覚え書き:
行列差は交換法則は成り立ちません。 なお、この演算では M1 と M2 の次元数が同一である必要があります。 もし次元数が異なった場合は、次元が 0 の行列を返します。
fk_GenMatrix operator* ( const fk_GenMatrix ,
const fk_GenMatrix  
)

行列積二項演算子

行列 M1, M2 の行列積 M3 を求めるには、 以下のように記述します。 M1, M2, M3 はいずれも fk_GenMatrix 型の変数です。

    M3 = M1 * M2;
覚え書き:
行列積は交換法則が成り立たないため、 $ \mathbf{M}_1\mathbf{M}_2 $$ \mathbf{M}_2\mathbf{M}_1 $ は一般的に結果が異なります。 なお、この演算では M1 と M2 の次元数が同一である必要があります。 もし次元数が異なった場合は、次元が 0 の行列を返します。
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