概要
高精度のサンプルレート変換フィルタです。
サンプリングレート変換部分は、WTC氏のwavefs44を参考にしました。
ビルド環境
言語:Microsoft Visual C++ 2008 Express Edition
ビルド:Unicode Release版
使用方法
DLL版(WavConFilter.ax)は、regsvr32で登録してから使用して下さい。
出力フォーマットの設定には、プロパティページを使うかIWavConInterfaceを使用してください。
- IWavConInterface -
STDMETHODIMP GetInFormat(WAVEFORMATEX *pwf)
説明:入力ピンの音声フォーマットを取得します。
戻り値:S_OK(成功)
VFW_E_NOT_CONNECTED(入力ピンが接続されていません)
STDMETHODIMP GetOutFormat(WAVEFORMATEX *pwf)
説明:出力ピンの音声フォーマットを取得します。
戻り値:S_OK(成功)
E_FAIL(出力ピンの音声フォーマットが設定されていません)
STDMETHODIMP SetOutFormat(WAVEFORMATEX *pwf)
説明:出力ピンの音声フォーマットを設定します。
戻り値:S_OK(成功)
E_FAIL(pwfの設定値に問題があります)
STDMETHODIMP SetQuality(int nAccurate)
説明:サンプリングレート変換時の精度を設定します。(設定値は0~4 Default値4)
nAccurateの値が大きいほど精度は上がりますが、変換にかかる時間が増えます。
戻り値:S_OK(成功)
E_FAIL(設定値が不正です)
LIB版(WavConFilter.lib)を組み込む場合は、「WavConFilter.h」をインクルードして下さい。
出力フォーマットの設定には、IWavConInterfaceの関数を直接呼び出して使用してください。
(注意)出力ピンが接続されている状態での出力フォーマット変更はサポートしていません。
出力フォーマットは出力ピンを接続する前に設定するか、
出力ピンがすでに繋がっているなら出力ピンを繋ぎ直してください。
WavConFilterの詳細
こちらのページを参照して下さい。
著作権とライセンス
THE wavefs44 SOURCE CODE IS (C) COPYRIGHT 2000 WTC
THE WavConFilter SOURCE CODE IS (C) COPYRIGHT 2008 Cocha
http://sourceforge.jp/projects/directshow/
このソフトウェアは、いかなる保証もないフリーソフトウェアであり、 BSDライセンスに従って配布します。 COPYING