tukey

機能

分散分析表によって表される主効果や交互作用の検定とは別に,群間の差異を Tukey 法によって検定する.

形式

y = tukey( x,n )

パラメータ

  1. x : 入力データ (Series,Snapshot)

  2. n : 標本数 (Series)

  3. y : 検定結果 (Series)

    1. y : [0] : 群 1,2 の検定統計量,p 値

    2. y : [1] : 群 1,3 の検定統計量,p 値

    3. y : [k*(k-1)] : 群 k-1,k の検定統計量,p 値

解説

x の形式は anova1 (x,n) と同じ

: 群数

: 群 の観測値数

: 群 の観測値の平均値

と群 の比較

: 誤差分散 (群内不偏分散)

: 誤差の自由度

全ての 2 群の組み合わせについて,

検定統計量

p 値は,群数 k,自由度 v の Student 化した範囲の統計量より算出する.

参照

永田 靖,吉田道弘 (1997) : 『統計的多重比較法の基礎』,pp35-40,サイエンティスト社.

Last updated: 2005/03/31