firmake

機能

非再帰型 ( FIR ) フィルタを設計する.

形式

prm = firmake( Type, Span, Cutoff, Window[, coef] )

パラメータ

  1. Type : フィルタ特性 (1 : LowPass, 2 : HighPass, 3 : BandPass)

  2. Span : フィルタ次数 (奇数)

  3. Cutoff : 遮断周波数

    LowPass,HighPass では Scalar 値 (周波数 Hz)
    BandPass 特性では,Series で設定する.
    例えば,
    Para=firmake(3,11,(100,200),3,)
    のように設定する.
  4. Window : 設計に使用する窓関数 (0 : 矩形窓,1 : ハニング窓,2 : ハミング窓,3 : ブラックマン窓,4 : カイザー窓)

  5. coef : カイザー窓を使用する場合は,カイザー窓の係数を与える (coef > 21) .他の窓では設定しなくてよい.

  6. prm : パラメータ系列 (Series)

解説

  1. フィルタ設計には,窓関数法を用いている.

  2. 2 次元フィルタは設計できない.

  3. フィルタリング・スパン (パラメータ系列の長さ) は,奇数値でなければならない.

使用例

User's Manual 第 4 章 3.2 節 フィルタ処理参照

参照

firiir

Last updated: 2005/03/31