入力データのパワースペクトル,位相を計算する.
spcf( x, amp, phs )
x : 入力時系列 (Series, Snapshot)
amp : 出力時系列 : パワースペクトル (Series, Snapshot)
phs : 出力時系列 : 位相 (Series, Snapshot)
N 点のデータを入力したときの出力データ
データ点数 :
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パワースペクトル :
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Nyquist 周波数までの片側 PSD を出力するので 2 倍してパワーが同じになるようにしてある. |
位相 : 位相戻し処理を行っている. |
単位は,degree である. |
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出力 amp,phs は予め宣言しておく必要がある.
離散データからの FFT によるパワースペクトル推定について簡単に触れておく.入力
のパワースペクトルの計算には一般的に次式が用いられている [1].
ただし本関数は FFTC コマンドと同一のモジュールを使用しているため以下のようになる.
上式以外の定義を用いる文献 [2] があるので注意が必要である.