変数とデータ型

    RCBasic では二種類の異なるデータ型に対応しています: 数値と文字列です。これらのデータはプログラムで使われる任意データ型を表すために使います。

    数値は固定小数点数 (すなわち整数) か浮動小数点数のどちらかです。整数値を指定するには使う必要のある数値を書き出すだけです。浮動小数点数は浮動小数点の値の始点に小数点を意味する記号を書く以外は整数と同じです。以下をご確認ください:

    固定小数点数の整数値    -    5

    浮動小数点数の数値    -    5.5


    文字列は数値以外のデータの代入と操作で使います。つまり、文字、単語、文章、段落などの参照で使います。以下をご確認ください:

    文字列    -    "HELLO WORLD"

    注意点として HELLO WORLD の文字列はクォーテーションマークで囲んでください。なお、文字列の値を手動設定する場合は必ずクォーテーションマークをお使いください。

    実用的な文字列や数値データを使用可能にするにはデータの代入と取得ができる状態にします。この意味は変数には目的別の用途があるということです。以下を参照してください。

    A = 5

    B$ = "HELLO WORLD"

    上述の用例では二種類の変数を作成します。変数 A は数値の 5 を、変数 B$ では文字列の HELLO WORLD を代入しています。注意点として 変数 B の末尾は $ にしてください。これは RCBasic で文字列であることを認識させて数値として扱わないようにするために文字列変数は $ を付けて作成するためです。文字列変数の初回作成時に限り $ をお使いください。

変数の作成時に値を設定したくないときは、このように DIM キーワードで変数を作成可能です:

    Dim A

    Dim B$

DIM でも複数の変数を宣言可能です。

    Dim A, B$, C