概要: Webエンジン Ver 5.1.8.0 (2010/07/01) をリリースいたします。 今回のリリースのおける主な変更点は、Calc帳票システムに対する機能追加です。 (1)コメント定義機能 Calc帳票システムで、コメントに変数({@xxx_n})の定義ができる機能を追加します。 従来は、セルに対して、{@xxx_n}の定義を行う必要があったため、データの桁数を確認しながら雛形を定義する ことができませんでした。 今回の機能追加では、{@xxx_n}の定義を、そのセルのコメントとして定義することで、セルには、一般的な 帳票開発ツールと同じように、XXXXX(文字型)、99999(数値型)を記述することができるようになり、出力結果を イメージしながら雛形の開発を行うことができるようになります。 (この定義方法の詳細については、別途マニュアルを用意します。) (2)グラフ対応 Calc帳票システムで、雛形で定義されたグラフが正しく出力されるように改善します。 グラフ表示については、1つの雛形シートから複数シートが出力された場合でも、それぞれのシートで 独立して、シート毎のデータでグラフ表示が行われます。 ※ バージョンアップされる場合は、ビルドファイル(verup.x.x.x.x.zip)に含まれるchanges.txtを確認の上、 作業をお願いします。 ※ 変更点に関する詳細及びその他の修正内容については、添付のリリースノートを参照下さい。 5.1.8.0 (2010/07/01) [PostgreSQL対応] openGionでは、select文の結果から、DBTableModelの作成や各種パラメーターへのセットする際は、select文の 項目名を全て大文字化して、管理しています。 これは、元々のベースであるOracleが項目名を全て大文字で管理しているからです。 一方、PostgreSQLでは、項目名は、基本的に全て小文字として扱われます。これはselect文発行時に、項目名に別名を つけた場合でも同様で、結果として返される項目名は、全て小文字になります。 しかしながら、一部のロジックにおいて、大文字化が不十分であったため、今回はその対応を行っています。 org.opengion.hayabusa.io.HybsJDBCCategoryDataset.innerQuery(Connection, String) org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.execSQL(String, int, ArrayTableModel) [Java業務ロジック・バグ修正] 引数のチェック不備により、NullPointerExceptionが発生するバグを修正します。 org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.replaceParam(String, int, ArrayTableModel) [ファイル入力(Calc)・バグ修正] Calcからのファイル読み込みで、セル内に書式設定がされている場合に、内容が正しく読み取れないバグを修正します。 org.opengion.plugin.io.TableReader_Calc.DomOdsParser.processRow(Element, int) [ReadTableタグ・自動読み取り改善] ReadTableタグの自動読み取り機能で、Calcも自動読み取りの対象とします。 なお、読み取りの優先順は、Excel、Calc、Text(UnicodeLittle)、Text(Windows-31J)です。 org.opengion.hayabusa.taglib.ReadTableTag.doEndTag() [直列化復元] 直列化復元の際に設定されないtransientフィールドがあります。 readObject メソッド中で、初期化する必要があります。 writeObject 、readObject メソッドを新規に追加します。 hayabusa.servlet.TestCometServlet#writeObject( final ObjectOutputStream strm ) throws IOException { hayabusa.servlet.TestCometServlet#readObject( final ObjectInputStream strm ) throws IOException , ClassNotFoundException { 初期化漏れの対応 変数 tabData の初期化が行われていなかったため、処理を追加します。 hayabusa.taglib.TabLinkTag#readObject( final ObjectInputStream strm ) throws IOException, ClassNotFoundException { [Exception キャッチ] Exceptionが発生しないのにExceptionをキャッチしています。正式なExceptionをキャッチするように対応します。 ここでは、IOException と、InvalidFormatException をキャッチします。 plugin.io.TableReader_Excel#readDBTable() { [ユーザーリソース登録画面・改善] ユーザーリソース登録画面で、初期ログインFG='0'(初期)のデータが2件登録できないようにチェックをを行います。 これは、2件存在する場合、どちらのロールでログイン処理が行われるかが判別できなくなるためです。 ge/jsp/GE0001/entry.jsp [3色ボタン・改善] フレームを拡大・縮小するための3色ボタンについて、マトリクスメニューから各画面を表示した際に、 メニューの縮小ボタンを押すと、フレームサイズが不正になり、画面が表示されなくなるバグを修正します。 jsp/common/toggleFrame.js [ユーザーIDの大文字・小文字区別化] userInfoの作成で、従来は、ログインIDを全て大文字として扱っていましたが、これを大文字・小文字を区別 して処理するように変更します。 org.opengion.hayabusa.taglib.HeadTag.sessionInit() [Java業務ロジック・改善] テーブル系の処理を行うためのJava業務ロジック(BizLogic_TABLE)で、#first()、#last()を 行ループの中で呼び出しするように変更します。 org.opengion.fukurou.business.BizLogic_TABLE.main() [lint , pmd , findbugs などのチェック] 各種バグ発見ツールによるチェックを行いました。 メソッドの置換え、変数名修正、不要 import 削除など。 ・META-INF/hybs-taglib.tld 属性削除(andのandVals、jspInitのdebug、reportのencode) 詳細は、5.1.8.0_refactoring.txt を参照願います。 [enum NativeType 機能追加] 指定の文字列のNativeType の判定処理を行うメソッドを、enum NativeType クラスに追加しました。 これにより、従来より、StringUtil.getNativeType( String ) で行われていた判定処理を、 NativeType.getType( String ) 処理に置き換えます。 fukurou.model.NativeType#getType( final String str ) 新規追加 fukurou.util.getNativeType( final String str ) 廃止 fukurou.business.ArrayTableModel#getNativeType( final int clm ) fukurou.model.ArrayDataModel#getNativeType( final int clm ) fukurou.process.LineModel#getNativeType( final int clm ) hayabusa.report2.OdsContentParser#getNativeType( final String key, final String val ) [ViewFormTag 修正] ViewFormTag で、同時設定の不可属性のチェック方法を、各メソッドから、doStartTag() の 最初に移動します。 同時設定属性 = (columnWritable,noWritable,columnDisplay,noDisplay,columnGroup,noGroup) 以前は、属性へのセットの順番が不明なため、チェックロジックが複雑 かつ 間違いがありました。 すべて受け取ってから、判断するようにすると、簡単になります。 org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#doStartTag() org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setColumnWritable( final String columnName ) org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setNoWritable( final String columnName ) org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setColumnDisplay( final String columnName ) org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setNoDisplay( final String columnName ) org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setColumnGroup( final String group ) org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setNoGroup( final String group ) [ヘッダー固定・バグ修正] 左右分割でヘッダー固定を使用した際に、画面遷移時に左右位置の表示位置が異なるバグを修正します。 jsp/common/scrollBar2.js [選択行スクロール・バグ修正] 5.1.1.1 (2009/12/02)の以下の修正の影響で、ある画面から行を選択し、ヘッダー固定を行わない画面に 対して、遷移した場合にJavaScriptのエラーが出る不具合を修正します。 --------------------------------------------------------------------------------------------- 5.1.1.1 (2009/12/02) [選択行スクロール・バグ修正] 行選択後、画面遷移した際に、選択行に自動的に遷移する機能で、ヘッダーラベルに改行が 含まれている場合に、入力行が隠れてしまう(スクロールし過ぎてしまう)バグを修正します。 このバグを修正するため、スクロールする際の基準となる行を、既存の「選択行の1つ前」から 「選択行自身」に変更します。 jsp/common/default.js#focus2() org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm.isFirstChecked(int) --------------------------------------------------------------------------------------------- jsp/common/default.js [Viewタグ・バグ修正] 5.1.7.0 (2010/06/01)の以下の改善によりviewFormType="HTMLCustomData"等で、不要なdivタグが 出力されてしまう不具合に対応します。 対応としては、画面遷移なし登録の場合に限って、divタグを必ず出力するようにし、それ以外の場合は、 従来通り(useHilightRow="false"でdivも出力しない)とします。 -------------------------------------------------------------------------------------------- [画面遷移なし登録・バグ修正] 画面遷移なし登録で、行が1件もない状態で追加ボタンを押した際、update.jspのviewの設定で、 useHilightRowがfalseになっていると正しく行が表示されないバグを修正します。 これは、update.jspから返されるHTMLをresult.jspに挿入する際に、「div onclick="hilightRow」 という文字列でマッチさせていたためですが、useHilightRowをoffにすると、このdivが出力されない ために、マッチせず、データが表示されていませんでした。 今回の対応では、useHilightRowでも、
元の文字 例えば、バックカラーに色を付ける、文字を薄い灰色にする、などできます。 ただし、データ量が圧倒的に増えるため、大量のデータ等で使用するのは避けたほうが良いと思います。 この修正にあわせて、noGroup (まとめないカラム名を指定する)方法を追加しました。 columnGroup との同時使用は出来ません。 org.opengion.hayabusa.html.ViewForm#setNoGroup( final String group ) 新規追加 org.opengion.hayabusa.html.ViewForm#setGroupClass( final String grpCls ) 新規追加 org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#clear() org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setNoGroup( final String group ) 新規追加 org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setGroupClass( final String grpCls ) 新規追加 org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#enum CLM_GRP { KIGO , CHAR }; org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#getRendererValue( final int row,final int column , final String inVal ) org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#release2() org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#doEndTag() org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setColumnWritable( final String columnName ) 実装修正 org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setNoWritable( final String columnName ) 実装修正 org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setColumnGroup( final String group ) 実装修正 org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setNoGroup( final String group ) 新規追加 org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setGroupClass( final String grpCls ) 新規追加 gf/jsp/DOC02/result.jsp サンプル hybs-taglib.tld 追加(noGroup,groupClass) 上記の修正に便乗して、boolean 配列への初期値設定の方法を、一つのメソッドに統一しました。 org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setBooleanArray( final String clsm , final boolean def , final boolean[] arrays ) org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setColumnWritable( final String columnName ) org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setNoWritable( final String columnName ) org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setColumnDisplay( final String columnName ) org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setNoDisplay( final String columnName ) org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setColumnGroup( final String group ) org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setNoGroup( final String group ) org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setTableSorterKeys( final String columnName ) org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setWritableControl( final String wrtCtrl ) Viewの行単位のゼブラ処理で、TR(テーブル要素の行指定) に class 属性を付与できるようにします。 これは、bgColorClsClm で指定のカラムの値を、各行の class 要素として出力します。 このとき、ヘッダー固定のJavaScriptの関係で、クラス名は、"row_XX" 形式にする必要があります。 (同時に、それに対応するように、JavaScript本体も修正します。 org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#doEndTag() org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#release2() org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setBgColorClsClm( final String clsClm ) 新規追加 org.opengion.hayabusa.html.ViewForm#setBgColorClsClm( final String clsClm ) 新規追加 org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setBgColorClsClm( final String clsClm ) 新規追加 org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#getBgColorCycleClass( final int row ) 修正 ge/jsp/common/option/jqog.js row_0,row_1 ・・・ をrow_ だけ見るように修正 gf/jsp/common/option/jqog.js row_0,row_1 ・・・ をrow_ だけ見るように修正 gf/jsp/DOC02/result.jsp サンプル hybs-taglib.tld 追加(bgColorClsClm) [ValueTag 改善] value が NULL の時に、設定するかどうか(true/false)を指定する、nullSet 属性を廃止します。 内部ロジックを削除し、インターフェースは、互換性のために残します。 ただし、早期にメソッドそのものも廃止される可能性がありますので、Ver5 のJSP移行時に、 属性の削除をお願いします。 org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#doStartTag() org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#release2() org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#setAttribute( final String key,final String value,final String action ) org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#setSQLAttribute( final DBTableModel table ) org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#setNullSet( final String flag ) 廃止(論理的) org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#toString() org.opengion.hayabusa.taglib.CommonTagSupport#release2() org.opengion.hayabusa.taglib.CommonTagSupport#getRequestValue( final String key, final boolean xssCheckFlg ) org.opengion.hayabusa.taglib.CommonTagSupport#setUseValue( final boolean flag ) 廃止 gf/jsp/ common\eventColumnMaker.jsp(45): common\fileDownload.jsp(102): common\gamen\12_GUIMAKEGUI\selectTable.jsp(19): common\gamen\12_GUIMAKEGUI\selectTable.jsp(27): DOC04\query.jsp(26): ge/jsp/ common\eventColumnMaker.jsp(45): common\fileDownload.jsp(102): common\gamen\12_GUIMAKEGUI\selectTable.jsp(19): common\gamen\12_GUIMAKEGUI\selectTable.jsp(27): [XML関連クラス 追加] JSP画面のXMLパースの基本クラスとして、JspSaxParser.java および、関連クラスを追加します。 これは、SAXParser を利用した、独自のOGNode/OGElement オブジェクトを取得する、ユーティリティークラスです。 DOM で構築した Element では、属性の並び順が保障されません。 そこで、独自に、OGElement をSAXパーサーから作成することで、簡易的に DOM 的なオブジェクトを作成しています。 これは、XML パース用に用意したというより、JSP をパーすするために今後も拡張していきます。 JSPをパースする目的は、JSP画面 ⇒ 仕様書DB ⇒ JSP画面 というサイクルを設けて、画面の自動作成への流れを 作ることにあります。 org.opengion.fukurou.xml.JspSaxParser.java 新規作成 org.opengion.fukurou.xml.OGAttributes.java 新規作成 org.opengion.fukurou.xml.OGDocument.java 新規作成 org.opengion.fukurou.xml.OGElement.java 新規作成 org.opengion.fukurou.xml.OGNode.java 新規作成 org.opengion.fukurou.xml.OGNodeType.java 新規作成 [GUESTユーザー対応] ユーザー認証が行われないページにおいて、GUESTユーザーとしてログインできる機能を追加します。 この機能については、既に実装されていましたが、利用するには、headタグでuseGuest="true"を個別に指定する という設計思想でしたが、現状の実装では、この属性をJSP上で設定しても、反映されません。 (つまり、GUESTユーザー機能が有効にならない) 今回の対応では、useGuest="true"を指定しない場合でもGUESTユーザーが有効になるようにします。 但し、この場合でも、実際にGUESTユーザーを利用するには、ユーザーリソースにGUESTユーザーを別途意図的に 登録する必要があります。 org.opengion.hayabusa.taglib.HeadTag.sessionInit() [Java業務ロジック・改善] @bizLogicタグでvalsを指定する際、同じキーで複数のパラメーターが存在した場合に、値を連結する機能を 追加します。これを利用するには、bizLogicタグでmulti="true"を指定する必要があります。 AbizLogicタグでkeysだけを指定してvalsを指定しない場合に、Keysで指定された項目名に対応するパラメーターを 自動的に取得し、Valsとして使用するようにします。 Blineメソッドで存在しないカラムを指定した場合に、NullPointerExceptionが発生するバグを修正します。 Cパラメーターのキー一覧、テーブルのキー一覧を返すメソッドを追加します。 Dbizの配下にあるclassファイルも自動コンパイルのクラスパスとして追加します。 hybs-taglib.tld org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.line(String, int) org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.lineKeys() org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.varKeys() org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag.setMulti(String) org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag.release2() org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag.setVals(String) org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag.makeVals() org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag.doEndTag() [Java業務ロジック・バグ修正] @fukurou.jarが読み込まれず、自動コンパイルが正常に動作しないバグを修正します。 AソースコードのエンコーディングがOS依存になっていましたが、これをUTF-8固定にします。 org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag org.opengion.fukurou.util.HybsLoader.compileClass(String) [表示種別追加・複数件QUERY型] 表示種別として、「複数件QUERY型」を新規に追加します。 この表示種別では、単一データを取得するQUERY型と異なり、複数件のデータが存在した場合に、 各値をタグで連結して返します。 また、QUERY定義で、第2パラメーターにclass属性を指定することができますので、各データを縦に並べて 表示したり、各各データ毎に文字色を変更することもできます。 各項目に対して、表示種別を画面から登録するには、システムID:**、作成区分:0(エンジン)で定義されている RENDERERのコードリソースで、MULTIQUERYのコード値が定義されている必要があります。 org.opengion.plugin.column.Renderer_MULTIQUERY [リソース登録画面・バグ修正] リソース登録画面で"エラーデータを除外"の機能が利用できない不具合を修正します。 ge/jsp/GE0002/update.jsp ge/jsp/GE0003/update.jsp ge/jsp/GE0004/update.jsp ge/jsp/GE0005/update.jsp ge/jsp/GE0007/update.jsp ge/jsp/GE0008/update.jsp [グループメニューバグ修正] グループメニューで、コードリソースのキーが存在しない場合にエラーとなるバグを修正します。 org.opengion.hayabusa.taglib.TopMenuTag.makeTagMenuString(String, String, String, String, int) [画面帳票発行機能改善] 画面帳票発行機能で、画面から出力する帳票雛形ファイルを、先に対応したコメント形式に変更します。 jsp/common/gamen/14_EDIT/download.jsp org.opengion.plugin.io.TableWriter_CalcDef.writeData(DBTableModel, PrintWriter) org.opengion.plugin.io.TableWriter_CalcDef.createTextCell(OdfFileDom, String, DBColumn, Boolean, Boolean) org.opengion.plugin.io.TableWriter_CalcDefAno 新規追加 [全チェック機能改善] 全チェックを押した状態でresult.jspからupdate.jsp等に遷移した場合に、遷移先のJSPでも全チェックボックスが チェックされた状態になるように改善します。 org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag.doStartTag() org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm.getAllCheckControl() [画面リソース登録画面改善] 画面リソース登録画面で、追加時に、システムID+画面ID+アドレス+作成区分で存在チェックをかけるようにします。 ge/jsp/GE0002/entry.jsp [Calc帳票システム・コメント定義機能追加] Calc帳票システムで、コメントに{@xxx_n}の定義ができる機能を追加します。 従来は、セルに対して、{@xxx_n}の定義を行う必要があったため、データの桁数を確認しながら雛形を定義する ことができませんでした。 今回の機能追加では、{@xxx_n}の定義を、そのセルのコメントとして定義することで、セルには、一般的な 帳票開発ツールと同じように、XXXXX(文字型)、99999(数値型)を記述することができるようになり、出力結果を イメージしながら雛形の開発を行うことができるようになります。 また、テキストボックスなどのオブジェクトに対しても、「名前」の定義に{@xxx_n}の記述することができます。 但し、この機能を利用するには、以下の制約があります。 (1)コメントまたは、オブジェクトの名前に変数を定義する場合、項目定義の先頭には、必ず"ANO."を付加し、 {@ANO.xxx_n}の形式で定義する必要があります。 (2)コメントまたは、オブジェクトの名前に{@ANO.xxx_n}が定義された場合、そのセル全体が{@ANO.xxx_n}の値に よって置き換わります。このため、これらのセルについては関数定義などを行うことはできません。 また、この定義方法の詳細については、別途マニュアルを用意します。 org.opengion.hayabusa.report2.TagParser.checkKey(String, StringBuilder) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.writeParsedRow(String, BufferedWriter, String, String) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.parseByAnnotation(String, int, String, StringBuilder) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.isCell(String, int) [Calc帳票システム・改善] Calc帳票システムで、セルの値に{@xxx_n}を定義し、これを変換すると、データが数値の場合に先頭に'が 付加されてしまう問題に対応します。 これは、セルの定義で、数値タイプを指定していても、セルの内容が文字列({@xxx_n})である場合に、Calcが 自動的に文字列であると判断し、この状態で数値データを埋め込むと、データの先頭に'が付加されてしまいます。 今回の対応では、カラムの定義で、数値タイプの場合は、パース時にセルの定義を数値型に置き換えることで、 先頭の'が付加されないようにします。 なお、数値タイプかどうかの判断については、ローカルリソース使用時はリソース定義から、未使用時はデータ に応じて数値タイプかどうかを判断します。 org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.writeParsedRow(String, BufferedWriter, String, String) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.changeType(String, int, String, String, NativeType, StringBuilder) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.getNativeType(String, String) [Calc帳票システム・グラフ対応] Calc帳票システムで、雛形で定義されたグラフが正しく出力されるように改善します。 グラフ表示については、1つの雛形シートから複数シートが出力された場合でも、それぞれのシートで 独立して、シート毎のデータでグラフ表示が行われます。 但し、グラフデータで他のシートのデータを参照することはできません。自身のシートのデータのみを 参照することができます。 また、グラフ対応に伴い、内部のパースロジックを共通化を行い、内部処理を見直しています。 org.opengion.hayabusa.report2.OdsSheet 新規追加 org.opengion.hayabusa.report2.TagParser 新規追加 org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.appendValue(String, int, String, StringBuilder) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.writeParsedRow(String, BufferedWriter, String, String) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.replaceOoocError(String) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.execStyles() org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.replaceGraphInfo(String, String, String) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.parseGraphContent(String, String, String) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.parseManifest(String, String[]) [エラーメッセージ表示改善] システムエラー発生時に画面に表示されるエラーメッセージを改善し、テーブル形式でエラーメッセージが 表示されるようにします。 ラベルリソース(SYSERR) 追加 jsp/common/error.jsp org.opengion.hayabusa.taglib.ErrorTag.getTableMsg(Throwable) org.opengion.hayabusa.taglib.ErrorTag.VIEW_MSGTYPE org.opengion.hayabusa.taglib.ErrorTag.setViewMsgType(String) org.opengion.hayabusa.taglib.ErrorTag.doEndTag() [画面帳票発行機能・画面改善] 画面帳票発行機能の帳票定義画面を見直しします。 jsp/image/hatena_min.gif jsp/common/gamen/14_EDIT/ [forwardタグ・バグ修正] 5.1.7.0 (2010/06/01)の以下の修正で、forwardタグのpage属性にhttpから始まる外部URLを直接記述した 場合に、自身の画面IDが付加されてしまうバグを修正します。 org.opengion.hayabusa.taglib.ForwardTag.doEndTag() ---------------------------------------------------------------------------------------------- [og:forwargタグ改善] og:forwardタグでGAMENIDをパラメーターとして渡すようにします。 gamenId属性で指定された場合はその画面IDが、指定されていない場合は、自身の画面IDが渡されます。 また、過去との互換性を考慮し、keys属性にGAMENIDが含まれている場合は、valsで指定されている 画面IDが優先されます。 org.opengion.hayabusa.taglib.ForwardTag.doEndTag() ---------------------------------------------------------------------------------------------- [ラベルリソース登録画面修正] ラベルリソース登録画面で、言語を検索条件に指定しない場合に、日本語のデータしか表示されないバグを 修正します。 ge/jsp/GE0005/result.jsp [ヘッダーソート機能・バグ修正] ヘッダーソート機能で、result.jsp以外のJSPをforward.jsp経由で呼び出した場合に、ヘッダーソートが 正しく機能しないバグを修正します。 これは、forward.jspに記述されているcommonForwardタグの遷移先の制御で、command=VIEWの場合に、必ず result.jspに遷移していたためです。 今回の対応では、直前にアクセスされたJSPに遷移するように変更し、result.jsp以外でもヘッダーソート 機能が正しく動作するようにします。 org.opengion.hayabusa.taglib.CommonForwardTag.getForwardURI(HttpServletRequest, HttpSession)