伝票ツール

 カルテ内容は基本的に全てフリーテキストですので、カルテ内容を直接編集しても構いませんが、検査データなどはこの伝票ツールを使った方が「視認性」もよいですし「編集性」も高くなります。

ヘッダー
検査日ポップアップ・メニュー

 過去の検査伝票に記入する場合に使います。検査年月日ポップアップ・メニューで過去の伝票を開きます。過去伝票の場合はグレー表示され、カルテ本文は編集モードになりません。

 「保存」すると過去ページの伝票が上書きされ、画面が再表示されます。

伝票名ポップアップ・メニュー
 伝票名を選択「追加」ボタンのクリックで、選択された伝票のテンプレートが画面に追加されます。
伝票テンプレートにない項目を追加
 例えば、以下のような伝票フォーマットがあったとします。
身体測定(体重()身長())
 カルテ本文中で以下のように「メモ()」を追加してみます。
身体測定(体重()身長()メモ())

注意: 上の例の「身体測定( ... )」のように、全体を包む箱を必ずひとつ置いてください。単に「green()blue()」などの記述では正しく動作しません。「color(green()yellow())」のようにする必要があります。

 左側の「検査」ラベルをクリックし これを一旦保存してから再度開いてみてください。 伝票ツールに「メモ」という項目が追加されます。ただし、これは伝票テンプレートには反映されていません(伝票テンプレートとは、伝票名ポップアップ・メニューの選択で追加される伝票フォーマットのことです)。

 後述する伝票編集パネルで追加すれば、正式に伝票テンプレートとして記憶されます。

全ての伝票を折畳む
 このチェックボックスにチェックを入れると、表示された全ての伝票が折畳まれ各伝票のヘッダーだけになります(伝票が沢山添付されている時など、画面が見やすくなります)。折畳まれた伝票名をクリックすると、その伝票だけ開くことができます。
カメラ・アイコン

  アイコンをクリックすると、ツール・エリアに画像読込ツールが現れます。これにより、伝票を開いたまま画像読込ツールを使うことができます。

伝票への記入
カルテ記述内容を伝票に表示

 「カルテ記述内容」と「伝票内容」の間は自由に行ったり来たりできます。

 伝票で「(60 kg)」を「(65 kg)」と訂正して「保存」すると、カルテ記述内容が 65 kg に訂正されます。

 同様にカルテの「検査」記述部分(入力欄)で「(60 kg)」のような部分を「(62 kg)」と訂正して保存し 再度開くと、伝票の中も 62 kg に訂正されます。「値」と「単位」の間には必ず「半角スペース」を 一つ入れてください。

 カルテ記述様式は「検査伝票名(検査名(データ))」のように key(value) 構造が入れ子になった形式をとります。この構造を崩しさえしなければ、伝票形式を使わず、カルテ記述部分を直接編集することも可能です。( 注意: key(value)構造でない文字列は無視されます)

基準値を外れた値の着色表示

 あらかじめ設定された基準値より上の値は赤、基準値より下の値は青で表示されます。基準値の設定は「ツール・メニュー」「初期設定」「基準値設定パネルを開く」で行います。

自動計算の設定された入力欄

 自動計算の設定された入力欄は枠の色が薄いグレーで表示され、何か入力しても自動計算値で置換されます。自動計算に必要な値が入力されていない場合は、ここも空欄になります。

年月日ポップアップ・メニュー

 年月日ポップアップ・メニューの場合 アイコンをクリックするとポップアップ・メニューに現在の日時が設定されます。

カルテへの書戻し動作

 「保存」ボタンを押すと、伝票内容がカルテの入力欄へ書き戻されます。「とりやめ」ボタンをクリックすれば伝票ツールでの編集をキャンセルできます。

 フッターのチェックボックスで書き戻し動作をカスタマイズできます。

 「単位表示」にチェックを入れておくと、単位のある項目は 値に単位名を添えて書き戻され、チェックが入っていない場合 単位は省略されます( 注意: 伝票へ表示する場合、カルテ記述では、例えば「60 kg」のように数値と単位の間に半角空白1文字が入っていれないと単位として認識されません)。

 「空欄無視」にチェックを入れておくと、空データの項目は無視されカルテへ書き戻されません。カルテを無駄な文字列で埋めることがありません。

 「入力欄を表示」にチェックを入れておくと、カルテの「検査」記述欄が表示されます(チェックを外し入力欄を非表示にしておいた方が、一般的には解りやすい画面になると思います)。

 これらのチェック状態はブラウザーに記憶され、次回カルテを開いた時も同じ動作になります。

「とりやめ」ボタン

 「とりやめ」ボタンをクリックすれば、伝票ツールでの編集をキャンセルできます。この場合「検査」欄の中を直接編集することはできます。

各伝票のヘッダー
伝票名ラベル

 各伝票ヘッダーの伝票名をクリックすると、その伝票を折畳んだり開いたりできます。

メニュー

 各伝票ヘッダーの アイコンのクリックで小さなメニュー・パネルが開き、伝票を空欄にしたり、設定値を記入したりできます。詳細はそちらの HELP を参照してください。

伝票レイアウトの編集

 各伝票ヘッダー右方 アイコンのクリックで、その伝票の編集パネルが開き、既存伝票を編集したり新規伝票を作成できます。詳細は編集パネルの HELP を参照してください。

注意: 下端の アイコンは、別の用途に使われます(後述)

伝票の削除

 各伝票ヘッダー右方 アイコンのクリックで、その伝票を削除できます。

注意: 下端の アイコンは、別の用途に使われます(後述)

フッター
カルテの記入欄を空欄にする

 下端の アイコンのクリックで、カルテの「検査」欄を空欄にできます。

 空欄の状態を保存するには、左側の「検査」ラベルをクリックします。伝票の「保存」ボタンをクリックすると、伝票内容が検査欄に書き戻されます。

前回受診時のデータが透けて見えるようにする

 下端の アイコンのクリックで「検査」欄の内容を削除し、前回受診時のデータが透けて見える状態になります。

CELL 属性の設定

 下端の アイコンのクリックでCELL 属性編集パネルが開き CELL の外見や挙動に関する色々な設定ができます。説明は CELL 属性編集パネルの HELP を御覧ください。


 フッター右側の「とりやめ」「保存」などの操作については前述の通りです。

Update: 2018-03-21