Perinatal Manager

 外来での「周産期管理」ツールで、母子手帳記載内容をやや拡張したものです。

「妊婦健診」伝票を用意

 NOA の伝票ツールで「妊婦健診」という名称で専用の伝票を用意しておくと「妊婦健診」の伝票データを読み取り時系列的に表示してくれます。

異常値の表示

 「妊婦健診」伝票に基準値が設定されていると、基準をはずれた値の背景色は赤で表示されます。例えば収縮期血圧の基準値を伝票編集で「0..140」のように設定しておくと、その範囲外の値は赤で表示されます。あるいは「尿蛋白の基準値をー」に設定しておくと「ー」以外の値は赤で表示されます(複数値の設定には未対応)。

表示カラムのカスタマイズ

 フッター右の「歯車」アイコンをクリックすると初期設定パネルが開きます。表示不要のカラム名にチェックを入れ下のボタンをクリックすると、そのカラムは非表示になります。設定はブラウザーに記憶されるので、ブラウザーやクライアント・マシーンを換えた場合は再設定してください。

Echo 画像の表示

 Echo 画像のある受診日にマウスが乗ると赤文字に変化し、これをクリックすると当日撮影した Echo 画像が拡大表示されます。

Echo 測定値を標準発育曲線上にプロット

 伝票に記入された値を元に、各健診日の値を標準曲線上にプロットします。標準曲線や基準値は、あくまである程度の目安とお考えください。

 自分なりの標準曲線に変更したい場合は plotter.js の先頭にあるテーブルを書き換えます。データは "週数":["最大値","最小値"]の構造になっています。" や [ などの組み合わせに不整合があると動かなくなるのでご注意ください。

妊娠履歴の表示

 カルテの基本情報に「妊娠履歴」欄があると、そこに記入したデータが「周産期管理」ツール上方に表示されます。

 「妊娠履歴」欄の追加は「TOOL MENU」「レイアウト設定」で「基本情報」のページを開き、適当な位置に以下のような設定で追加してください。

紹介状へ添付する場合

 「周産期管理」画面を開いた状態で、ブラウザー画面そのままをプリントすると A4 用紙サイズにあわせて印刷されます。

PerinatalManager のインストールについて
この HELP が見えていればすでに不要と思いますが ここから参照 できます。
Update: 2015-09-25