ReproductiveHistory

 妊娠暦を計算するツール

妊娠暦の作成

「最終月経の開始日」を元に本日の妊娠週数や分娩予定日が表示され、その下に妊娠暦が表示されます。

 「印刷」ボタンの上部に表示された文字列をドラッグし紹介状などにドロップすると、日本語表示でペーストすることができます。

妊娠暦の印刷

 「印刷」ボタンを押すと、妊娠暦が2つ並列して表示されたパネルが立ち上がります。これを A4 用紙に印刷して1枚は妊婦さんに渡し、もう1枚は院内用とします(印刷した妊娠暦下方の罫線は B5 サイズで裁断するための目安ですが、ブラウザーにより位置が多少異なります)。

カルテ本体から使う

「主訴欄」の記述に「lmp:130101」のような記述があると、主訴の編集パネルに「妊娠暦」というアンカーが現れます。これをクリックすると、自動的にその最終月経を元にした妊娠暦がツール・エリアに表示され、同時に本日の妊娠週数と予定日が以下の型式で主訴欄に記入されます。

lmp:140608 (4w1d) Term:2015-03-15

(lmp:140608 は最終月経 2014年6月8日の省略形です)

 最終月経から当日までの経過日数が、カルテ「月経周期」欄に記載した最短月経周期より少ない場合は、経過日数と推定排卵日が以下の型式で主訴欄に記入されます(不妊診療などで、経過日数を1からカウントしたい場合は、フッターの アイコンで初期設定を開き「月経周期未満の場合の経過日数を1からカウント」にチェックを入れてください)。

lmp:140609 (28d) 推定排卵日:2014-06-23

 なお月経周期に対応するためには「月経周期」欄の tag が "UniversalSection.menstrualCycle" で定義されている必要があり、月経周期に巾がある場合は周期を「28-35」のように半角ハイフンで区切って入力する必要があります。

妊娠週数や予定日から最終月経を逆算

 echo 測定値などを元に現在の妊娠週数を推定し、それを元に最終月経を仮定することはよくあると思います。このような時は週数や予定日を変更すると、最終月経の表示がそこから逆算したものに修正されます。それとともに「カルテへ変更結果を書戻す」というボタンが表示されるので、それを押せばカルテの記述が現在計算されたものに置換されます。

 この場合、カルテへ書戻すだけで、変更結果のサーバへの自動保存は行われません。手動で保存してください。

 ReproductiveHistory を NOA から立ち上げず URL を打ち込んで直接ブラウザーへ表示した場合は「カルテへ変更結果を書戻す」ボタンは現れません。

Update: 2014-07-16