フィルター

 診療行為の計算に加味する条件を設定するツールです。ここで設定した条件を加味して計算が実行されるので、これを濾過器に例えフィルターと呼びます。

新規条件の設定

 一番上のポップアップ・メニューから「...その他」を選択すると新規条件を設定できます。

 2行目に現れたポップアップ・メニューで、元になる診療行為を設定してください(これを親行為と呼ぶことにします)。フィルターは計算対象の診療行為に親行為が含まれると、以下で設定した条件により処理しようとします。

 3行目のポップアップ・メニューで、処理のタイプを選択してください。

 4行目のポップアップ・メニューで、親行為と処理タイプにより、追加あるいは削除されるべき診療行為を設定します(これを子行為と呼ぶことにします)。グリーンのプラス・ボタンをクリックすれば、さらに子行為を幾つでも追加できます。

 赤いマイナス・ボタンで、その行を削除できます。親行為を削除すると、親子まとめて削除されます。

 条件設定が終わったら「以上の条件でフィルター設定」ボタンを押して下さい。サーバに記憶されます。

既存条件の編集

 一番上のポップアップ・メニューで編集したい項目を選択すると、その下に編集したい条件が展開されます。

 新規作成の場合と同様に編集をして「以上の条件でフィルター設定」ボタンを押して下さい。

フィルターを有効にする

 「フィルターを有効にする」にチェックを入れておくと、診療入力パネルの「集計」ボタンを押した時、フィルターが機能します。チェックをはずしておけばフィルターは機能しません。

 「集計」ボタンを押すとフィルターが機能し、必要な項目を追加するか削除するかなどを尋ねてきます(フィルターが自動処理しては具合の悪い場合もあろうかと、逐一尋ねてくる仕様になっています)。


(設定例1) 親子の検査は同一視野につき片方しか算定不可
親行為 -- 検査:子宮内膜組織採取
処理タイプ -- 以下とは共存できない
子行為 -- 検査:子宮頸管粘液採取
(設定例2) 病名が親の場合は入力時説明を設定できる
親行為 -- 病名:胃炎
-- 入力時説明:胃炎の処方が28日以上なら
処理タイプ -- 以下もあってよい
子行為 -- 其他:長期投薬加算(処方せん料)
Update: 2013-03-16