入力欄の編集を行います。それぞれの入力欄は CELL(細胞)とも呼ばれ、主訴、所見などの「ラベル部分」と、その右側の「記述部分」から構成されます。ここでは記述部分の編集を行います。
- 画像の添付
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入力欄には画像の添付もできます。通常の画像ファイルをドラッグ・アンド・ドロップしても添付できませんが、Picture ツールを使って取り込めんだ画像ならドラッグ・アンド・ドロップで文章中に添付できます。入力欄によっては専用編集ツールとのからみもありますので、画像添付にはなるべく「所見欄」を使うのが無難と思います。右側の基本情報欄に顔写真欄を作り、患者さんの顔写真を添付することも可能です。
- 文章の削除
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編集エリアの アイコンをクリックすると、入力欄の文字すべてが一括削除されます(実際には1つの「空白文字」で本日の記述を上書きし前回の記述を見えなくしています)。
- 前回の記述が透けて見える状態に戻す
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編集エリアの アイコンをクリックすると、前回の記述が透けて見えるようになります(実際には本日の記述を完全に削除、前回の記述が透けて見えるようになります。
通常は編集後「ラベル部分」や「確定ボタン」のクリックで編集モードから抜けますが、この場合はアイコンクリックとともに編集モードから抜けます。
- CELL 属性の設定
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編集エリアの アイコンをクリックすると、CELL 属性編集パネルが開き CELL の外見や挙動に関する色々な設定ができます。説明は CELL 属性編集パネルの HELP を御覧ください。
- メニュー
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セル属性設定により「ポップアップ・メニュー形式」「パネル形式」「住所形式」「日付形式」などのメニューがあります。日付形式(Date) は年月日の入力型式ですが、年月型式(YearMonth) は年月のみを入力します(内部的に日は1に固定されます)。
日付型式の場合 アイコンをクリックすると、本日の日付に設定されます。年月型式の場合、日にはいつも1が設定されます。
メニューを選択すると選択項目が入力欄に挿入されます。挿入位置はセル属性の設定に従い「置換」「文末に追加」「最終行に改行して追加」などとなります。メニューが「単一選択」に設定されているとメニュー選択とともに編集モードから抜けます。
その他いろいろ細かい設定については、後述の 「CELL 属性設定」で行います。
主訴欄の場合は、メニュー選択で入力された項目の前に自動的にプロブレム番号が打たれます(必要に応じ訂正してください)。プロブレム番号は「プロブレム・リスト」表示で使われます。
病名欄の場合は、メニュー選択で入力された項目の前に自動的にタイムスタンプが打たれます。
[ 注意 ] 検査欄・処方欄・診療欄などは、それぞれ伝票ツール・処方ツール・診療費計算ツールなど専用入力ツールを使います。CELL 属性編集で これらのメニュー型式は「None」タイプに設定してください。
これらの欄のメニューが生きている状態でメニュー登録をすると、登録したメニュー項目が検査欄の伝票ツールなどにゾンビ状態で混在し、おかしな挙動の原因となります。病名欄も専用ツール「病名ツール」が使えますが、ここではメニューを共有するのでこのような問題はありません。
- メニュー項目の絞込み
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ポップアップ形式メニューでメニュー内容が多い場合、目的の項目を探すのは大変です。絞込み欄に絞込みキーを入れると、キーを含むメニュー項目だけに絞りこまれます。
病名欄の場合、病名ツールで「アルファベットによる検索キー」が設定されていれば、検索キーでの絞り込みもできます。
- メニューへ新規項目の追加
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メニュー項目「...その他」を選択すると、新規項目の追加ができます。メニュー項目の削除は アイコンをクリックし「CELL 属性編集パネル」で行います。詳細はそちらの HELP をご覧ください。
- 編集内容の保存
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「ラベル部分」か「保存」ボタンのクリックでサーバに変更が保存されます。「とりやめ」ボタンをクリックすると、編集内容はサーバに反映されず編集前の状態に戻ります。
- キーによる入力欄の移動
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「TOOL MENU」「初期設定」で「control + j で次欄へ移動」にチェックを入れると ON になります。
入力欄にカーソルがある状態で「control + j」を押すと、カーソルが次のセルへ移動します。Tab キーで移動が普通ですが Web ブラウザーの動作と競合するため競合の可能性の少ない「control + j」としました。
- 他からの文章をコピーする場合の注意
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ここは ( HTML を直接編集するため ) 画面に表示されない「制御コード」も受け付けるようになっています。そのため、他からコピーしてきたデータに制御コードが入っていると予期せぬ動作をする可能性があります。
そのような場合はコピーした内容を一旦プレーンテキスト・モードのテキスト・エディットなどにペーストし、それをコピーしてからペーストしてください。
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