病名欄の記入に開始日と病名の他に終了日や転帰を加えたい場合に使うツールです。開始日と病名だけの記入でよければこのツールの設定は不要。NOA 本体の「病名」欄の編集パネルに病名のポップアップメニューを表示させるだけで済みます。
ただし「病名」欄の絞込はメニューそのもの、すなわち日本語での絞込しかできませんが、病名入力ツールでは各病名に紐つけられた検索キーで絞込できます。
病名欄の内容には、最低限「開始日 病名(半角スペースで区切る)」の表記がないと、病名編集ツールには読み込まれません。
- 病名の追加
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「病名」の下の方にある「病名を追加」をクリックしてください。編集パネルが開き、新規病名の追加ができます。
- 病名の順序を並べ替える
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病名を drag and drop して順序を変更できます。
- 病名の編集
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病名をクリックすると編集パネルが開き編集できます。編集パネルでは以下のようなことができます。
- 開始日
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疾患の開始日。default で本日が表示されます。
- 接頭語
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「急性」「慢性」「腹部」など、病名の接頭語を登録します。
- 接尾語
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「疑い」など、病名の接尾語を登録します。接頭語や接尾語は不要なら空白のままで構いません。
- 病名
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NOA 本体の病名メニューで使われるメニューと同じもの。メニューは「絞込み」欄に入力したキーに一致したものだけに絞りこむことができます。接頭語や接尾語を加えた病名が入力欄に表示されます。必要に応じ、この入力欄を直接編集しても構いません。
接頭語・病名・接尾語は「半角スペース」で区切られて入力欄に表示されます。NOA の「病名」欄から呼び出された時、このスペースを区切りとして接頭語・病名・接尾語が認識されますので、このルールに従わないデータの場合、病名編集ツールに表示される文字列は意図されない表示になることがあります。
- 病名の絞込
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絞込み欄に検索キーを入れると、メニューがそれに部分一致したものだけにリアルタイムで絞込まれます。旧バージョンでは検索キーのデータを持たなかったので、この絞り込みを使うにはフッターにある「病名管理」を使って、メニューごとに検索キーを紐つけしてください。
効率化のため、検索キーは日本語変換の不要なアルファベットを使うべきです。検索キー入力とともにリアルタイムにメニューが絞りこまれまれるので、沢山のメニューの中から快適に必要なものを選択することができるようになります。
日本語変換が必要で効率は悪いですが、日本語での部分一致検索もできます。
絞込み欄で CTRL-j(コントロール・キーと j キー同時)を押すと「確定」されるので効率的です。
- 終了日・転帰
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不要なら空のままで構いません。後から終了日・転帰を記載したい時は、リストアップされた終了日をクリックしても編集できます。
- メニューに新規項目の追加
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メニューの「...その他」を選択すると項目を追加できます。
- メニューの項目を削除
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アイコンのクリックで、現在選択されている項目がメニューから削除されます。
- カルテの「病名」欄へ転記
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「カルテへ転記」ボタンで、編集内容がカルテの「病名」欄へ転記されます。「確定保存」チェックボックスにチェックを入れ「カルテへ転記」を押すと「病名欄」へ転記とともにサーバに保存されます。
- 病名管理
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FOOTER の「病名管理」は、検索キーを持たなかった旧バージョンに対し、「病名」に「検索キー」を紐つけるためのものです。絞込み機能では、この検索キーが使われ、リアルタイムで必要なメニューのみに絞り込むことができます。
病名に対応する「検索キー」を設定してください。検索キーはアルファベットで指定した方が日本語変換不要で効率的に検索できます。必要な部位を編集したらフッターの「確定」ボタンを押すとサーバへ変更結果が保存されます。
このツールで、新規に病名メニューを追加したり、削除することができます。
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