デフォルト追加データ設定ファイルオプション


重要: Nagios追加情報の保存に異なる方式で設定することができます。このドキュメントでは、Nagiosをデフォルト追加データルーチンサポートでコンパイル(つまり、configureスクリプトで--with-default-extinfo引数を使って)したという仮定での追加データ定義の方法を記述しています。この設定フォーマットは下位互換のためだけに提供されていることに注意してください。 テンプレートベース追加データ定義によるより柔軟で、クリアな方法を提示しています。私は将来的にスタンダードになる、テンプレート設定ファイルへ移行する事を強く進めておきます。


イントロダクション

デフォルト追加データルーチンを使う時にはホストやサービスの追加情報はCGI設定ファイルに定義しなくてはなりません。それぞれの定義は設定ファイルのそれぞれ異なる行に書きます。

目次

ホスト追加情報
サービス追加情報

ホスト追加情報

書式: hostextinfo[<host_name>]=<notes_url>;<icon_image>;<vrml_image>;<gd2_image>;<alt_tag>;<x_2d>,<y_2d>;<x_3d>,<y_3d>,<z_3d>
例: hostextinfo[router3]=/hostinfo/router3.html;cat5000.png;cat5000.png;cat5000.gd2;Cisco Catalyst 5000;100,50;3.5,2.0,5.5

ホスト追加情報のエントリはステータスステータスマップステータスワールドそして、追加情報CGIからの出力の見栄えを良くするために使われます。これらは監視にはなんの影響も与えませんし、完全にオプションです。

<host_name> これはオブジェクト設定ファイルで定義したホストのショートネームです。
<notes_url> これはそのホストについて追加の情報を提供するためのオプションのURLを指定します。URLを指定すると、追加情報CGI(そのホストの情報を見ている時)に"Notes About This Host"というリンクが張られます。どんな有効なURLも使用できます。もし相対パスを使ったら、そのベースパスはCGIにアクセスするパス(つまり、/cgi-bin/nagios/)と同じになります。これはサポートスタッフ用にそのホストの詳しい情報や緊急連絡方法などの情報を提供するのに非常に便利です。
<icon_image> このホストにつけるGIF、PING、JPEG画像名を指定します。この画像はステータス追加情報CGIで表示されます。このイメージは40x40ピクセルのサイズが適しています。ホストの画像はHTML画像ディレクトリ(つまり、/usr/local/nagios/share/images/logos)のlogos/サブディレクトリに配置します。
<vrml_image> このホストにつけるGIF、PING、JPEG画像名を指定します。この画像はステータスワールドCGIで表示されます。<icon_image>設定で使用する画像と異なり、この画像はおそらく透過情報をもってはいけません。もし透過イメージを使ってしまったら、ワイヤーフレームが見えてしまいます。ホストの画像はHTML画像ディレクトリ(つまり、/usr/local/nagios/share/images/logos)のlogos/サブディレクトリに配置します
<gd2_image> このホストにつけるGD2フォーマットの画像の名前を指定します。この画像はステータスマップCGIで使用されます。GD2画像はThomas Boutellさんのgdライブラリで提供されるユーティリティのpngtogd2を使用してPNG画像から作成できます。 このGD2画像はステータスマップCGIがネットワークマップ画像を生成する際にCPU負荷を最小に押さえるため非圧縮フォーマットで作成すべきです。ホストの画像はHTML画像ディレクトリ(つまり、/usr/local/nagios/share/images/logos)のlogos/サブディレクトリに配置します
<alt_tag> <icon_image>設定で指定した画像のALTタグの文字列を入力します。このALTタグはステータス追加情報ステータスマップCGIのいずれでも使用されます。
<x_2d>,<y_2d> ステータスマップCGIでホスト描写に使用する座標を指定します。座標は生成されたイメージ中の物理的なピクセルにcorrespondとして整数で設定すべきです。図の開始点(0、0)は、左上隅で、図のトップに沿ったx方角(右)へ、およびy方角(下)へ伸びます。参考のために、通常40x40ピクセルのアイコンのサイズが影響することを伝えておきます(テキストは少し余分なスペースをとります)。Note:xとyの座業の最大値はいくつかと言うことは気にしなくても良いです。CGIが指定したxとy座標の最大値を元に自動的に画像の最大を計算してくれます。
<x_3d>,<y_3d>,<z_3d> ステータスワールドCGIが描画するときに使用する座標を指定します。座業は正か負の実数です。図の開始点は(0.0,0.0,0.0)です。参考のために、描画されるホストキューブはそれぞれのサイドが0.5取ります(テキストは少し余分なスペースを取ります)。この座標はそのホストキューブの中央を指します。

サービス追加情報

書式: serviceextinfo[<host_name>;<svc_description>]=<notes_url>;<icon_image>;<alt_tag>
例: serviceextinfo[router3;PING]=/serviceinfo/router3.html#PING;ping.png;PING Stats

ホスト追加情報のエントリはステータス追加情報CGIからの出力の見栄えを良くするために使われます。これらは監視にはなんの影響も与えませんし、完全にオプションです。

<host_name> これはオブジェクト設定ファイルで定義したこのサービスが属するホストのショートネームです。
<svc_description> この設定はこのデータが(オブジェクト設定ファイルで設定した)属しているサービスの説明です。
<notes_url> これはそのサービスについて追加の情報を提供するためのオプションのURLを指定します。URLを指定すると、追加情報CGI(そのサービスの情報を見ている時)に"Notes About This Service"というリンクが張られます。どんな有効なURLも使用できます。もし相対パスを使ったら、そのベースパスはCGIにアクセスするパス(つまり、/cgi-bin/nagios/)と同じになります。これはサポートスタッフ用にそのホストの詳しい情報や緊急連絡方法などの情報を提供するのに非常に便利です。
<icon_image> このサービスにつけるGIF、PING、JPEG画像名を指定します。この画像はステータス追加情報CGIで表示されます。このイメージは40x40ピクセルのサイズが適しています。サービスの画像はHTML画像ディレクトリ(つまり、/usr/local/nagios/share/images/logos)のlogos/サブディレクトリに配置します。
<alt_tag> <icon_image>設定で指定した画像のALTタグの文字列を入力します。このALTタグはステータスCGIで使用されます。