Notes
設定ファイルの作成および修正時には以下のことを頭に入れておいてください:
サンプル設定
サンプルの設定ファイルはNagiosをコンパイルする前のconfigure時に作成されています。メイン設定ファイルのデフォルトのファイル名はnagios.cfgです。 - このファイルは通常Nagiosのインストール先配下のetc/サブディレクトリにインストールされています。(例:/usr/local/nagios/etc/)
目次
ログファイル
オブジェクト設定ファイル
オブジェクト設定ファイルのディレクトリy
リソース設定ファイル
テンポラリファイル
ステータスファイル
アグリゲートステータスアップデートオプション
状態集計更新間隔
Nagiosユーザ
Nagiosグループ
通知オプション
サービスチェック実行オプション
パッシブサービスチェック受付オプション
イベントハンドラオプション
ログローテート方式
ログアーカイブのパス
外部コマンドチェックのオプション
外部コマンドチェックの間隔
外部コマンドファイル
コメントファイル
ダウンタイム
ロックファイル
状態保存オプション
状態ファイル
自動状態保存間隔
保存されたプログラム状態の使用オプション
Syslogロギングオプション
通知履歴ロギングオプション
サービスチェックリトライロギングオプション
ホストリトライロギングオプション
イベントハンドラロギングオプション
初期状態ロギングオプション
外部コマンドロギングオプション
パッシブサービスチェックロギングオプション
グローバルホストイベントハンドラ
グローバルサービスイベントハンドラ
チェック間隔スリープ時間
チェック間隔遅延方式
サービスインターリーブファクター
最大並行サービスチェック
サービスリーパー頻度
タイミング間隔
アグレッシブホストチェックオプション
フラップ検知オプション
サービスフラップの低敷居値
サービスフラップの高敷居値
ホストフラップの低敷居値
ホストフラップの高敷居値
ソフトサービス依存関係オプション
サービスチェックタイムアウト
ホストチェックタイムアウト
イベントハンドラタイムアウト
通知タイムアウト
Obsessive compulsive service processor タイムアウト
パフォーマンスデータ処理コマンドタイムアウト
Obsess overサービスオプション
Obsessive compulsive service processor コマンド
パフォーマンスデータ処理オプション
孤立サービスチェックオプション
サービスフレッシュネスチェックオプション
サービスフレッシュネスチェック間隔
日付の書式
オブジェクト名の不正文字列
マクロ出力の不正文字列
管理者E-Mailアドレス
管理者ページャ
ログファイル |
書式: | log_file=<file_name> |
例: | log_file=/usr/local/nagios/var/nagios.log |
この設定はNagiosのメインログファイルの作成位置を特定します。Nagiosが設定ファイルのミスをログファイルに書き出す為には、この設定項目は必ず設定ファイルの最初に設定しなくてはなりません。もしログローテートが有効になっていれば、このファイルは自動的に1時間、1日、1週間もしくは1ヶ月毎にローテートされます。
オブジェクト設定ファイル |
書式: | cfg_file=<file_name> |
例: |
cfg_file=/usr/local/nagios/etc/hosts.cfg cfg_file=/usr/local/nagios/etc/services.cfg cfg_file=/usr/local/nagios/etc/commands.cfg |
この設定はNagiosが監視に使用するオブジェクト設定ファイルの位置を指定します。このファイルは昔から"ホスト"設定ファイルと言われて来ましたが、ホスト定義以外のものも含まれています。オブジェクト設定ファイルにはホスト、ホストグループ、サービス、連絡先、連絡先グループ、サービス、コマンドなどが含まれます。これらの設定情報をcfg_file=という記述を使っていくつもの設定ファイルに分割することができます。
オブジェクト設定ファイルのディレクトリ |
書式: | cfg_dir=<directory_name> |
例: |
cfg_dir=/usr/local/nagios/etc/commands cfg_dir=/usr/local/nagios/etc/services cfg_dir=/usr/local/nagios/etc/hosts |
この設定はNagiosが監視に使用するオブジェクト設定ファイルのあるディレクトリを指定します。指定したディレクトリ内にある.cfg拡張子の全ファイルをオブジェクト設定ファイルとして処理します。複数のディレクトリをcfg_dir=という記述を使っていくつも指定できます。
リソース設定ファイル |
書式: | resource_file=<file_name> |
例: | resource_file=/usr/local/nagios/etc/resource.cfg |
この設定項目はコマンド定義で共通して使われるユーザ名やパスワード、アイテム(ディレクトリのパスとか)を定義した$USERn$マクロの定義が含まれる設定ファイルの場所を指定します。CGIはこのリソース設定ファイルを読み込むことはありません。従って、このファイルには最新の注意を払うべき情報が含まれることがあるこのファイルを、排他的な権限設定が可能です。(600か660)。メイン設定ファイルでresource_fileステートメントを使って複数のリソース設定ファイルを指定できます。 - Nagiosは指定したファイルすべてを処理します。 Nagiosのベースディレクトリにあるサンプルのリソースファイル、resource.cfgを見てどのように$USERn$マクロが定義されているか見てみましょう。
テンポラリファイル |
書式: | temp_file=<file_name> |
例: | temp_file=/usr/local/nagios/var/nagios.tmp |
この設定はコメントデータやステータスデータなどを更新する際に定期的に作成されるファイルを指定します。 このファイルは必要なくなった際に削除されます。
ステータスファイル |
書式: | status_file=<file_name> |
例: | status_file=/usr/local/nagios/var/status.log |
この設定はNagiosが全監視サービスの現在の状態を保存する保存先のファイルを指定します。監視している全ホストとそれに所属するサービスの状態はこのファイルに記録されます。このファイルはウェブインタフェイス上で現在の監視状態がどのようなものか表示するためにCGIからも利用されます。CGIがきちんと機能するためにこのファイルはCGIから読める権限に設定しなくてはなりません。このファイルはNagiosが停止されると削除され、Nagiosが起動すると再度作成されます。
アグリゲートステータスアップデートオプション |
書式: | aggregate_status_updates=<0/1> |
例: | aggregate_status_updates=1 |
このオプションはNagiosがホスト、サービス、プログラム状態のデータを更新するかどうかを決定します。このオプションを有効にしていない場合、ステータスデータはホストやサービスチェックが行われる毎にステータスデータが更新されます。この場合、多数のホストやサービスを監視している場合高いCPU負荷とファイルI/Oが発生する結果になります。もしNagiosがステータスデータ (ステータスファイルの項を参照)を毎数秒ごとに更新(status_update_interval オプションで決定されます)するようにしたい場合はこの設定項目を有効にしてください。即座に更新したい場合は無効にしてください。もしこのオプションを無効にする確固たる理由が内のであれば、このオプションを有効にすることを私は強くお勧めします。(たとえ更新間隔を短く設定したとしてもです。)
状態集計更新間隔 |
書式: | status_update_interval=<seconds> |
例: | status_update_interval=15 |
この設定はNagiosが ステータスファイル内のステータスデータをどれぐらいの頻度で更新するか秒で設定します。設定値の最低ラインは5秒です。もし状態集計更新オプション(aggregate_status_updatesを参照)を無効にしていたら、この設定には意味がありません。
Nagiosユーザ |
書式: | nagios_user=<username/UID> |
例: | nagios_user=nagios |
この設定はNagiosプロセスがどのユーザで動くか設定します。監視を始める前のプログラム起動後Nagiosはここで指定するユーザの特権まで権限を破棄します。ユーザの指定にはユーザ名かUIDで指定可能です。
Nagios グループ |
書式: | nagios_group=<groupname/GID> |
例: | nagios_group=nagios |
この設定はNagiosプロセスがどのグループで動くか設定します。監視を始める前のプログラム起動後Nagiosはここで指定するユグループの特権まで権限を破棄します。ユグループの指定にはグループ名かGIDで指定可能です。
通知オプション |
書式: | enable_notifications=<0/1> |
例: | enable_notifications=1 |
このオプションはNagiosが状態が変わった時に通知を行うかどうかを決定します。このオプションが無効になっているとNagiosはどんなホストやサービスの状態が変化しても一切通知を行いません。Note:もし状態保存オプションが有効であれば、use_retained_program_stateオプションが無効になっていない限り、Nagiosはこの設定を無視して保存されている状態に戻します。(状態は状態保存ファイルに保存されます)。もし状態保存オプションが有効(use_retained_program_stateも有効)の時にこのオプションを変更したいときは、適切な外部コマンドを使うかウェブインタフェイス経由で変更する必要があります。このオプションの値は以下です:
サービスチェック実行オプション |
書式: | execute_service_checks=<0/1> |
例: | execute_service_checks=1 |
このオプションはNagiosが(再)起動した時にサービスチェックを実行するかどうかを決めます。このオプションが無効になっていると、Nagiosは"スリープ"モードで起動し、起動直後に監視ホストをチェックしません。( パッシブチェックを無効にしていない限りパッシブチェックは受け付けます。)このオプションはドキュメントの 冗長化に記載されているバックアップ系の監視サービスとして設定する時と、 分散監視環境の設定を行うときにもっともよく使われます。Note:もし状態保存オプションが有効であれば、use_retained_program_stateオプションが無効になっていない限り、Nagiosはこの設定を無視して保存されている状態に戻します。(状態は状態保存ファイルに保存されます)。もし状態保存オプションが有効(use_retained_program_stateも有効)の時にこのオプションを変更したいときは、適切な外部コマンドを使うかウェブインタフェイス経由で変更する必要があります。このオプションの値は以下です:
パッシブサービスチェック受付オプション |
書式: | accept_passive_service_checks=<0/1> |
例: | accept_passive_service_checks=1 |
このオプションはNagiosが パッシブサービスチェックを受け付けるかどうか決定します。このオプションが無効していれば、Nagiosはどんなパッシブチェックも受け付けません。Note:もし状態保存オプションが有効であれば、use_retained_program_stateオプションが無効になっていない限り、Nagiosはこの設定を無視して保存されている状態に戻します。(状態は状態保存ファイルに保存されます)。もし状態保存オプションが有効(use_retained_program_stateも有効)の時にこのオプションを変更したいときは、適切な外部コマンドを使うかウェブインタフェイス経由で変更する必要があります。このオプションの値は以下です:
イベントハンドラオプション |
書式: | enable_event_handlers=<0/1> |
例: | enable_event_handlers=1 |
このオプションはNagiosが(再)起動した時に イベントハンドラを稼働させるかどうか決定します。このオプションが無効だとNagiosはどんなホストおよびサービスに対してもイベントハンドラを実行しません。Note:もし状態保存オプションが有効であれば、use_retained_program_stateオプションが無効になっていない限り、Nagiosはこの設定を無視して保存されている状態に戻します。(状態は状態保存ファイルに保存されます)。もし状態保存オプションが有効(use_retained_program_stateも有効)の時にこのオプションを変更したいときは、適切な外部コマンドを使うかウェブインタフェイス経由で変更する必要があります。このオプションの値は以下です:
ログローテート方式 |
書式: | log_rotation_method=<n/h/d/w/m> |
例: | log_rotation_method=d |
これはNagiosのログファイルをどのような方式でローテートするか設定します。設定値は以下の通り:
ログアーカイブのパス |
書式: | log_archive_path=<path> |
例: | log_archive_path=/usr/local/nagios/var/archives/ |
これはNagiosがローテートしたログファイルをどこに保存するかそのディレクトリを指定します。このオプションはログローテートしない場合は無視されます。
外部コマンドチェックオプション |
書式: | check_external_commands=<0/1> |
例: | check_external_commands=1 |
このオプションはNagios内部コマンド実行のためのコマンドファイル確認を行うかどうかを決めます。このオプションはウェブインタフェイスのコマンドCGIを利用しようと計画しているなら有効にしなくてはなりません。サードパーティのプログラムも同様にこのFAQのアウトラインのように正しい権限でこのコマンドファイルに書き込むことができます。外部コマンドに関する情報はこちらです。
外部コマンドチェックの間隔 |
書式: | command_check_interval=<xxx>[s] |
例: | command_check_interval=1 |
外部コマンドのチェック間隔の数値に"s"をつけると(例:30s)、秒として解釈されます。もし"s"をはずしたらこれは"time units"として解釈されます。interval_lengthの値を変更していない限り(後述)デフォルトのは60で、単位は分です。
Note:この設定を-1にすると、Nagiosはできる限り頻繁に外部コマンドをチェックします。Nagiosはコマンドファイルを読み込むたびに他の作業よりも前にコマンドファイルに書かれたコマンドを実行しようと試みます。外部コマンドについては こちらにより詳しい情報があります。
外部コマンドファイル |
書式: | command_file=<file_name> |
例: | command_file=/usr/local/nagios/var/rw/nagios.cmd |
これはNagiosが外部コマンドを実行するそのコマンドファイルの場所を指定します。コマンドCGIはこのファイルにコマンドを書き込みます。。サードパーティのプログラムも同様にこのFAQのアウトラインのように正しい権限でこのコマンドファイルに書き込むことができます。外部コマンドファイルは名前付パイプ(FIFO)でインプリメントされます。このファイルはNagiosが起動する際に作成され、停止する際に削除されます。Nagiosが起動するときにこのファイルがあれば、Nagiosはエラーメッセージを出力して起動を中止します。外部コマンドについては こちらにより詳しい情報があります。
ダウンタイムファイル |
書式: | downtime_file=<file_name> |
例: | downtime_file=/usr/local/nagios/var/downtime.log |
これはNagiosが使用するホストやサービスの計画的なダウンタイム情報を保存するファイルを指定します。コメントはホスト、サービス共に追加情報CGIを利用して読み書きができるようになっています。
コメントファイル |
書式: | comment_file=<file_name> |
例: | comment_file=/usr/local/nagios/var/comment.log |
これはNagiosがサービスやホストのコメントを保存するためのファイルです。コメントはホスト、サービス共に追加情報CGIを利用して読み書きができるようになっています。
ロックファイル |
書式: | lock_file=<file_name> |
例: | lock_file=/tmp/nagios.lock |
Nagiosがデーモンとして起動(コマンドラインの引数-dを使用します)した際に作成するロックファイルを指定します。このファイルはNagiosプロセスのプロセスID(PID)が含まれています。
状態保存オプション |
書式: | retain_state_information=<0/1> |
例: | retain_state_information=1 |
このオプションはNagiosがプログラムとホストやサービス間の状態情報を保存するかどうかを決定します。もしこのオプションが有効になっていたら、state_retention_fileも指定してやるべきです。このオプションが有効の際は、Nagiosはホストやサービスの全状態を停止(もしくは再起動)時に保存し、再度Nagiosが起動したときにその状態に復帰します。
状態保存ファイル |
書式: | state_retention_file=<file_name> |
例: | state_retention_file=/usr/local/nagios/var/status.sav |
これはNagiosが停止する時にホストとサービスの状態を保存する保存ファイルの指定です。Nagiosが再起動した時にこの状態保存ファイルを読んでサービス、ホストをこの通りにセットします。Nagiosプログラムが再起動したときに前の状態にしてきたい場合は、 retain_state_informationを有効にしなくてはなりません。
自動状態保存間隔 |
書式: | retention_update_interval=<minutes> |
例: | retention_update_interval=60 |
この設定は通常稼働時にどのくらいの頻度でNagiosが状態を自動的に保存するか設定します。この設定を0に設定したら、Nagiosは自動保存せず、停止か再起同時にのみ保存します。もし状態保存オプション(retain_state_informationオプションが無効になっていれば、このオプションは意味をなしません。
保存されたプログラム状態の使用オプション |
書式: | use_retained_program_state=<0/1> |
例: | use_retained_program_state=1 |
この設定はNagiosが様々なプログラムワイドの設定を状態保存ファイルに保存されたファイルから読み込んで設定するかどうか決めます。状態保存が有効になっていてプログラムが終了する際に保存されるプログラムワイドの設定のいくつかには enable_notifications、enable_flap_detection、enable_event_handlers、 execute_service_checks、 accept_passive_service_checks があります。もし状態保存オプションが無効になっていたらこの設定はなんの意味も持ちません。
Syslogロギングオプション |
書式: | use_syslog=<0/1> |
例: | use_syslog=1 |
この設定はローカルホストのsyslogファシリティを使用してログを取得するかどうか決定します。値は以下の通り:
通知履歴ロギングオプション |
書式: | log_notifications=<0/1> |
例: | log_notifications=1 |
この設定は通知が発せられたときにそれをログに記録するかどうかを決めます。もし通知先や通常のサービスのダウンが多いとログが比較的早く大きくなります。Use this option to keep contact notifications from being logged.
サービスチェックリトライロギングオプション |
書式: | log_service_retries=<0/1> |
例: | log_service_retries=1 |
このオプションはサービスチェックの再試行をログに取得するかどうかを決めます。サービスチェックの再試行はサービスチェックの結果がnon-OKではないがエラーレスポンスを返す前に1回以上再試行を試みるとNagiosに設定している時に行われます。このシチュエーションのサービスは"ソフト"状態にあると考慮されます。サービスチェックの再試行をログに取得するのはNagiosやイベントハンドラを使用したサービスのテストやデバッグに最も有効です。
ホストチェックリトライロギングオプション |
書式: | log_host_retries=<0/1> |
例: | log_host_retries=1 |
この設定はホストチェックの再試行をログに取得するかどうか決定します。ホストチェックの再試行をログに取得するのはNagiosやイベントハンドラを使用したホストのテストやデバッグに最も有効です。
イベントハンドラロギングオプション |
書式: | log_event_handlers=<0/1> |
例: | log_event_handlers=1 |
この設定はサービスやホストのイベントハンドラをログに記録するかどうか決定します。イベントハンドラはサービスやホストの状態が変わったときにオプションで発行するコマンドです。イベントハンドラをログに記録することはNagiosやイベントハンドラを使ったスクリプトをデバッグするときにもっとも有用です。
初期状態ロギングオプション |
書式: | log_initial_states=<0/1> |
例: | log_initial_states=1 |
この設定はNagios初期サービス状態をOK状態であっても強制的に記録するかどうか決定します。初期サービス・ホスト状態は通常最初のチェックで問題があった場合にのみ記録します。このオプションはサービスやホストの長期間の状態をログファイルをスキャンして取得するようなアプリケーションを使用する場合に有用です。
外部コマンドロギングオプション |
書式: | log_external_commands=<0/1> |
例: | log_external_commands=1 |
この設定はNagiosが外部コマンドファイルから受け取った外部コマンドをロギングするかどうか決めます。Note:このオプションは(外部コマンドの)パッシブサービスチェックかどうかは制御できません。パッシブチェックのログへの記録を有効無効にするにはlog_passive_service_checks オプションを使ってください。
パッシブサービスチェックロギングオプション |
書式: | log_passive_service_checks=<0/1> |
例: | log_passive_service_checks=1 |
この設定はNagiosが外部コマンドファイルからのパッシブサービスチェックをログに記録するかどうか決めます。もし分散監視環境tや通常のやりかたで大量のパッシブチェックをハンドリングするつもりなら、このオプションはログが多くなりすぎるので無効に下法が良いでしょう。
グローバルホストイベントハンドラオプション |
書式: | global_host_event_handler=<command> |
例: | global_host_event_handler=log-host-event-to-db |
このオプションで各ホストの状態が変わった時に走るイベントハンドラコマンドを指定できます。グローバルイベントハンドラは各ホストで定義したオプションのイベントハンドラが実行される前に即座に実行されます。コマンド引数はオブジェクト設定ファイルで指定したコマンドのショートネームです。どのくらいの時間このコマンドが実行されるかを制御するにはevent_handler_timeoutオプションを使用します。イベントハンドラについてのもっと多くの情報はここにあります。
グローバルサービスイベントハンドラオプション |
書式: | global_service_event_handler=<command> |
例: | global_service_event_handler=log-service-event-to-db |
このオプションで各サービスの状態が変わった時に走るイベントハンドラコマンドを指定できます。グローバルイベントハンドラは各サービスで定義したオプションのイベントハンドラが実行される前に即座に実行されます。コマンド引数はオブジェクト設定ファイルで指定したコマンドのショートネームです。どのくらいの時間このコマンドが実行されるかを制御するにはevent_handler_timeoutオプションを使用します。イベントハンドラについてのもっと多くの情報はここにあります。
チェック間隔スリープ時間 |
書式: | sleep_time=<seconds> |
例: | sleep_time=1 |
チェック間隔遅延方式 |
書式: | inter_check_delay_method=<n/d/s/x.xx> |
例: | inter_check_delay_method=s |
Service Interleave Factor |
書式: | service_interleave_factor=<s|x> |
例: | service_interleave_factor=s |
最大並行サービスチェック |
書式: | max_concurrent_checks=<max_checks> |
例: | max_concurrent_checks=20 |
サービスリーパー頻度 |
書式: | service_reaper_frequency=<frequency_in_seconds> |
例: | service_reaper_frequency=10 |
タイミング間隔 |
書式: | interval_length=<seconds> |
例: | interval_length=60 |
重要: デフォルトの値は60です。これが意味するのはホスト設定ファイルで1という"unit value"は60秒(1分)を指していると言うことです。私はこの値を変更してテストしていません。もし変更するなら自己責任でお願いします!
アグレッシブホストチェックオプション |
書式: | use_agressive_host_checking=<0/1> |
例: | use_agressive_host_checking=0 |
フラップ検知オプション |
書式: | enable_flap_detection=<0/1> |
例: | enable_flap_detection=0 |
サービスフラップの低敷居値 |
書式: | low_service_flap_threshold=<percent> |
例: | low_service_flap_threshold=25.0 |
サービスフラップの高敷居値 |
書式: | high_service_flap_threshold=<percent> |
例: | high_service_flap_threshold=50.0 |
ホストフラップの低敷居値 |
書式: | low_host_flap_threshold=<percent> |
例: | low_host_flap_threshold=25.0 |
ホストフラップの高敷居値 |
書式: | high_host_flap_threshold=<percent> |
例: | high_host_flap_threshold=50.0 |
ソフトサービス依存関係オプション |
書式: | soft_state_dependencies=<0/1> |
例: | soft_state_dependencies=0 |
サービスチェックタイムアウト |
書式: | service_check_timeout=<seconds> |
例: | service_check_timeout=60 |
このオプションは実際にどんなことをしているのかしばしば混乱があります。これは最新のditchメカニズムで実行時間のマナーや間違った挙動のプラグインプロセスを殺すためにあります。この値を大きく(60秒だかそれ以上だか)にすれば、普通のサービスチェックはこのタイムリミット内で普通は終わるでしょう。もしサービスチェックがこのタイムリミットより長く動き続けたらNagiosはこのプロセスを暴走したプロセスと解釈して殺してしまうでしょう。
ホストチェックタイムアウト |
書式: | host_check_timeout=<seconds> |
例: | host_check_timeout=60 |
このオプションは実際にどんなことをしているのかしばしば混乱があります。これは最新のditchメカニズムで実行時間のマナーや間違った挙動のプラグインプロセスを殺すためにあります。この値を大きく(60秒だかそれ以上だか)にすれば、普通のホストチェックはこのタイムリミット内で普通は終わるでしょう。もしホストチェックがこのタイムリミットより長く動き続けたらNagiosはこのプロセスを暴走したプロセスと解釈して殺してしまうでしょう。
イベントハンドラタイムアウト |
書式: | event_handler_timeout=<seconds> |
例: | event_handler_timeout=60 |
このオプションは実際にどんなことをしているのかしばしば混乱があります。これは最新のditchメカニズムで実行時間のマナーや間違った挙動のプラグインプロセスを殺すためにあります。この値を大きく(60秒だかそれ以上だか)にすれば、普通のイベントハンドラはこのタイムリミット内で普通は終わるでしょう。もしイベントハンドラがこのタイムリミットより長く動き続けたらNagiosはこのプロセスを暴走したプロセスと解釈して殺してしまうでしょう。
通知タイムアウト |
書式: | notification_timeout=<seconds> |
例: | notification_timeout=60 |
このオプションは実際にどんなことをしているのかしばしば混乱があります。これは最新のditchメカニズムで実行時間のマナーや間違った挙動のプラグインプロセスを殺すためにあります。この値を大きく(60秒だかそれ以上だか)にすれば、普通の通知はこのタイムリミット内で普通は終わるでしょう。も通知がこのタイムリミットより長く動き続けたらNagiosはこのプロセスを暴走したプロセスと解釈して殺してしまうでしょう。
Obsessive Compulsive Service Processor タイムアウト |
書式: | ocsp_timeout=<seconds> |
例: | ocsp_timeout=5 |
パフォーマンスデータ処理コマンドタイムアウト |
書式: | perfdata_timeout=<seconds> |
例: | perfdata_timeout=5 |
Obsess Overサービスオプション |
書式: | obsess_over_services=<0/1> |
例: | obsess_over_services=1 |
Obsessive Compulsive Service Processorコマンド |
書式: | ocsp_command=<command> |
例: | ocsp_command=obsessive_service_handler |
このオプションは毎サービスチェック後に実行される、分散監視で非常に使えるコマンドを発行するかどうかを決定します。このコマンドはイベントハンドラもしくはnotificationコマンドを発行した後実行されます。このコマンドの引数はホスト設定ファイルで定義したコマンド定義のショートネームです。このコマンドのタイムアウトの値はocsp_timeoutで制御します。 分散監視に関する詳しい情報はここにあります。
パフォーマンスデータ処理オプション |
書式: | process_performance_data=<0/1> |
例: | process_performance_data=1 |
孤立サービスチェックオプション |
書式: | check_for_orphaned_services=<0/1> |
例: | check_for_orphaned_services=0 |
このオプションは孤立サービスチェックを有効にするか無効にするか設定します。孤立サービスチェックとは実行完了していてイベントキューから削除されているが、長い間その結果が帰ってきていないチェックのことを指します。 そのサービスの結果が帰ってこないと、新たにイベントキューにチェックが再スケジュールされることはありません。これはサービスチェックが停止してしまう結果になります。通常このケースは非常にレアで - おそらく他のユーザやプロセスが勝手にサービスチェックのプロセスを切ってしまったとかが考えられます。 もしこのオプションが有効でNagiosが結果の帰ってこない特定のサービスチェックを見つけると、エラーメッセージを出力してそのサービスチェックを再スケジュールします。もし、ずっと再スケジュールされていないサービスチェックを見つけたら、このオプションを有効にして孤立サービスに関するログメッセージを見てください。
サービスフレッシュネスチェックオプション |
書式: | check_service_freshness=<0/1> |
例: | check_service_freshness=0 |
このオプションはNagiosが定期的にサービスチェックの"フレッシュネス"をチェックするかどうか決定します。このオプションを有効にするとパッシブサービスチェックの実行時間的なマナーを確認するのに役立ちます。詳しい情報はここを見てください。
サービスフレッシュネスチェック間隔 |
書式: | freshness_check_interval=<seconds> |
例: | freshness_check_interval=60 |
この設定はどれぐらいの頻度(秒)でNagiosが定期的にサービスチェックの結果の"フレッシュネス"をチェックするか決定します。 もしサービスフレッシュネスチェックを無効(check_service_freshness オプション)にしていたらこのオプションは意味をなしません。詳しい情報はここを見てください。
日付の書式 |
書式: | date_format=<option> |
例: | date_format=us |
このオプションはウェブインタフェイスや日付/時刻のマクロで使用する日付/時刻の表示フォーマットを決めます。可能なオプション(とサンプル出力)は次の通り:
オプション | 出力フォーマット | サンプル出力 |
---|---|---|
us | MM/DD/YYYY HH:MM:SS | 06/30/2002 03:15:00 |
euro | DD/MM/YYYY HH:MM:SS | 30/06/2002 03:15:00 |
iso8601 | YYYY-MM-DD HH:MM:SS | 2002-06-30 03:15:00 |
strict-iso8601 | YYYY-MM-DDTHH:MM:SS | 2002-06-30T03:15:00 |
オブジェクト名の不正文字列 |
書式: | illegal_object_name_chars=<chars...> |
例: | illegal_object_name_chars=`~!$%^&*"|'<>?,()= |
このオプションはホスト名やサービス記述、オブジェクトの名前で使用してほしくない文字列を設定します。Nagiosはオブジェクト定義でほとんどの文字列が利用可能ですが、上のサンプルで表示している文字列は使わない方を推奨します。たぶんウェブインタフェイスや、通知コマンドなどで問題がでると思われるからです。
マクロ出力の不正文字列 |
書式: | illegal_macro_output_chars=<chars...> |
例: | illegal_macro_output_chars=`~$^&"|'<> |
このオプションは通知やイベントハンドラや他のコマンドで使う前のマクロの出力文字列の制限を設定します。これはサービスやホストチェックコマンドのマクロには影響しません。上の例のように使用したくない文字列を排除できますが、私はこれ以上いじらない方をお勧めします。 上の例のいくつかの文字列はシェルのインタプリタになっていたり(例:バッククオート)セキュリティ的な問題があるからです。以下のマクロの出力から取り除かれます:
$OUTPUT$, $PERFDATA$
管理者E-Mailアドレス |
書式: | admin_email=<email_address> |
例: | admin_email=root@localhost.localdomain |
管理者ページャ |
書式: | admin_pager=<pager_number_or_pager_email_gateway> |
例: | admin_pager=pageroot@localhost.localdomain |