Geeklog jpmail プラグイン[v0.1.3]

by mystral-kk [geeklog@mystral-kk.net]
2007年 6月13日

はじめに

jpmailプラグインをインストールすると,Geeklogから送られるメールが従来のISO-2022-JP(JIS)に戻ります。また,特定のアドレス宛に文字コードを変えて送信する機能も持っています。

インストール:

以下の説明で,

を表しています。

  1. <geeklog>/system/custom/custom_mail.phpや<geeklog>/system/custom/custom_mail_JIS.phpでcustom_mail()関数を利用している場合は,無効にしておきます。
  2. jpmail プラグインはテーブルを追加するので,管理者メニューの「DBのバックアップ」やphpMyAdminを使用して,事前にGeeklogのデータベースをバックアップしておきます。
  3. jpmailプラグインのアーカイブを<geeklog_dir>/pluginsディレクトリに展開します。jpmailという名前のディレクトリができます。
  4. adminディレクトリを作ります。<admin>/plugins/ ディレクトリの下に jpmailという名前のディレクトリを作ります。
  5. <geeklog_dir>/plugins/jpmail/ ディレクトリに移動します。adminディレクトリの内容を,3.で作成した <admin>/plugins/jpmail/ ディレクトリにコピーします。
  6. Rootユーザーとしてログインし,プラグインエディタからインストールを実行します。失敗した場合には,エラーログ(error.log)を調べます。この時点で,jpmail プラグインはインストールされ,機能しているはずです。jpmail アイコンをクリックすると,管理機能ページへジャンプするでしょう。
  7. セキュリティを設定します。インストール直後には,jpmailプラグインの管理権限を持っているのは,Rootユーザーだけです。ユーザーエディタやグループエディタを使用して,管理権限を他の人やグループに委譲することができます
  8. <public_html>lib-common.phpの2921-2922行目(iconv_mime_encode()を呼び出している行)をコメントアウトしてください(行の頭に // (半角のスラッシュ2個)を置く)。
  9. 既に,CUSTOM_mail()関数を使っている場合は,その関数をコメントアウトしてください。

アンインストール:

  1. プラグインエディタから,jpmail プラグインをアンインストールします。このとき,jpmailプラグインが使用していたテーブルは破棄され,その中に記録されていたデータも削除されます。
  2. インストールの過程で作成した2つのディレクトリ <geeklog-dir>/plugins/jpmail/ と <admin>/plugins/jpmail/ を削除します。
  3. <public_html>lib-common.phpの2921-2922行目のコメントを取り除きます。

これでおしまいです。

改訂履歴

日付バージョン説明
2007年 6月13日0.1.3[Fix] mb_detect_order()の返り値を配列で受け取っていなかった問題を修正。(伊達氏さんに感謝!)
[Fix] JPML_escapeHeader()内の文字列切り取り方法を修正。(Tsuchiさんに感謝!)
2007年 3月20日0.1.1[Fix] install.phpの画像ファイルのパスを修正。(daioh_さんに感謝!)
[New] インストール時に,Gmail用のルールをデフォルトで設定。
2007年 3月19日0.1初期バージョン。