DevC++日本語化キットのインストール

(0)準備
MingwMingw-JPをインストールする(ここのやり方にしたがってインストールする)。
DevC++から devcpp4980exe.exeをとってきてインストールする。
 Mingw-JPをインストールした際に環境変数 CLANG=C-SJIS を設定するのを忘れてはいけない。
GnuWin32から fileutils-4.1-8-bin.zipとlibintl-2.11.5-2-bin.zipをとってきて展開しbin lib shareのフォルダをDevCppのフォルダに移す。
 fileutilsに含まれるrmやls等のファイル操作コマンドはMsysも持ってる。
 これをMingw-jpのフォルダに入れるてしまうとMSYS環境でGnuWin32のものが使用されてまい不都合だ。

(1)インストール
devcpp.exeでDev-Cpp/devcpp.exeを上書きする。
Japanese_sjis.lngとJapanese_sjis.tipsをDev-Cpp\Langにコピーする。

devcppを開始し設定する。
"Tools/Envrionment Options/Interface"のLanguageとしてJapaneseを選ぶ。
"ツール/コンパイラオプション"の設定

  "ディレクトリ/バイナリ"

    "ディレクトリ/ライブラリ"

    "ディレクトリ/Cインクルード"

    "ディレクトリ/C++インクルード"

    "プログラム"
    Mingwではmakeコマンドはmakeでなくmingw32-makeになっている。

"ツール/エディタオプション"の設定
    "表示"
        エディタフォントをMS ゴシックにする。

(2)サンプルのコンパイルと実行
  Dev-Cpp/Examples/WinAnimのAnim.devをdevcppにドロップして、
  "実行/コンパイル&実行"を選んで赤いボールのアニメーションが表示されれば成功。

<付録1>リソースエディタBCC Formの利用
"ツール設定/追加"を選び下図のように書き込む。
  

<付録2>日本語化キットの作り方
<dfm2txt.dp>
------
program dfm2txt;

{$APPTYPE CONSOLE}

uses
  windows,
  SysUtils,
  Classes;

var
    I : THandleStream;
    O : THandleStream;
begin
  { TODO -oUser -cConsole Main : この下にコードを記述してください }

    I := THandleStream.Create(GetStdHandle(STD_INPUT_HANDLE));
    O := THandleStream.Create(GetStdHandle(STD_OUTPUT_HANDLE));
    ObjectResourceToText(I,O);
    I.Free;
    O.Free;

end.
----
をつかってjp_change.shをSourceディレクトリ内部で実行するとフォント を全部MS UI Gothicになる。
あとは普通にコンパイル。
 
 

この文章に問題があればsけいしまで連絡ください

2004.06.15        末永 圭司(s_keishi@mutt.freemail.ne.jp)