Wheremancy

 WHERE句を生成するためのオブジェクトです。
 Daomancyが内部で使用するほか、Daomancyで対応しきれない条件の生成のために直接Wheremancyを使用する場合があります。(IN句、IS NULL句、カッコを使用したネスト条件など)
 すべての条件指定メソッドが、プレースホルダ「?」の使用を前提としています。文字列で検索条件を渡すときは、必ず文字列中に?が存在するようにしてください。
 プレースホルダを使用しない検索条件を使用する場合は、WheremancyLiteralを使用してください。

メソッド

_

Wheremancy Wheremancy::_( mixed where [ , array params ] )
 staticファクトリメソッドです。
 第一引数には、文字列かWheremancyオブジェクトを指定します。
 文字列を指定した場合、プレースホルダ「?」にわたすパラメータを第二引数に指定します。

 注意) 文字列指定の場合、第二引数に渡されたパラメータがnullもしくは空配列のときはこのクエリ自体を生成しません。これは、ビジネスロジックからわずらわしいif文をとりのぞくための仕様です。(and_、or_なども同様です)
 パラメータが不要なクエリを生成する場合はWheremancyLiteralを使用してください。

 第一引数がWheremancyオブジェクトの場合、生成されるSQL文の前後には適切にカッコ()が付加されます。

where

Wheremancy Wheremancy::where( mixed where [ , array params ] )
 _のエイリアスです。

in

Wheremancy Wheremancy::in( string col , array params )
 IN句を生成します。
 第一引数に列名、第二引数に値を指定します。第二引数の数に応じたIN句を生成します。
 第二引数がnullもしくは空配列の場合、このクエリを生成しません。

isNull

Wheremancy Wheremancy::isNull( string col )
 IS NULL句を生成します。
 引数には列名を指定します。

isNotNull

Wheremancy Wheremancy::isNotNull( string col )
 IS NOT NULL句を生成します。
 引数には列名を指定します。

and_

Wheremancy Wheremancy->and_( mixed where [ , array params ] );
 AND句を生成します。
 引数は_メソッドと同様です。
 引数にWheremancyオブジェクトを指定した場合、生成されるクエリの前後には適切にカッコ()が付加されます。

 注意) 'and'がPHPの予約語のため、メソッド名の最後にアンダーライン'_'がつきます。

or_

Wheremancy Wheremancy->or_( mixed where [ , array params ] );
 OR句を生成します。
 引数は_メソッドと同様です。
 引数にWheremancyオブジェクトを指定した場合、生成されるクエリの前後には適切にカッコ()が付加されます。

 注意) 'and'がPHPの予約語のため、メソッド名の最後にアンダーライン'_'がつきます。

toSQL

string Wheremancy->toSQL();
 SQLを生成します。

getParams

array(string) Wheremancy->getParams();
 設定されているすべてのSQLパラメータ(SQL中のプレースホルダ「?」に渡される値)を適用順に配列で返します。